・ 牛肉、豚肉、鶏肉は食肉消費の大宗を占めており、(62年度食料需給表で全食 肉中95%)、これら3つの食肉で畜産物から得られる蛋白質の過半(同52.0%)を 占めている。 ・ 3つの食肉を合計した肉類の消費は、年々増加しているなかで、とりわけ、牛肉 の伸びが著しい。ついで鶏肉で豚肉の伸びは比較的ゆるやかである。しかし平成 元年度に入っていずれの畜種も伸びがやや鈍化している。 ・ 家計消費のうち、牛肉は数量的には、1/4程度であるが購入単価が100g当たり30 0円強ということもあって金額的には半分弱を占めている。反面、鶏肉は数量的に は、1/3弱であるが購入単価が90円弱であることから金額的な割合は低い。 ・ なお、購入単価は、61年度以降いずれも前年度下を回ってはいるが、本年度に 入って4〜9月期は豚肉(135円→138円)鶏肉(87円→89円)は、わずかに上昇し ているのに対して、牛肉は低下が続いている(315円→303円)。
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