企画室
事業団では、主に牛肉生産者を対象としたビデオカセット「世界の牛肉生産」を 2年がかりで制作中であり、本年3月末完成の予定です。 牛肉の輸入自由化が決まり、我が国の牛肉生産もいよいよ国際化時代を迎えるこ とになったわけですが、このビデオカセットは各国の肉牛生産者が、それぞれの国 の土地条件、気象条件、市場条件の下で、生産性の向上を図りつつ、需要動向に即 応した牛肉生産に取り組んでいる実態を現地ロケーションによりドキュメンタリー 風に紹介するものです。 「アメリカ編」、「ヨーロッパ編」、「オセアニア・南米編」の三編で構成され ており、各編とも45分に取りまとめられています。事業団としては、これらビデ オカセットを原則として都道府県畜産会へ一組ずつ配布を予定しております。貸出 しご希望の方は、直接事業団又は都道府県畜産会へお問い合わせ願います。また、 ビデオカセットの他に、各編とも映画フィルム(16mm)を併せて制作しますの で、映画フィルム貸し出しご希望の方は、直接事業団(企画室、TEL03−58 2−3381)へお問い合わせ願います。 以下に「世界の牛肉生産」各編の内容を簡単に紹介します。 また、過去に事業団及び畜産関連団体が制作したビデオ(映画)の一覧表を載せ ますので、関係者に照会の上、研修会、研究会、イベント等にご利用ください。 事業団としてもこれらビデオ(映画)を含めた映像情報の強化充実が、今後の我 が国の畜産振興の一助になれば幸いです。 「世界の牛肉生産」 ○ アメリカ編 アメリカの肉牛生産の歴史や牛肉の消費動向を追いながら、牧場経営の現況をレ ポートします。“ネブラスカ州の複合一貫経営”、“モンタナ州の大規模繁殖経営”、 “コロラド州の専業一貫経営”、“テキサス州の企業フィードロット”の各牧場の 土地利用状況、経営方針などそれぞれの特徴を描き出します。 ○ ヨーロッパ編 西ヨーロッパにおいて牛肉生産に特徴のある四か国を訪ね、各国の牧場経営の現 況をレポートします。“イギリスの穀物生産と酪農、肉牛を組み合わせた複合経営”、 “アイルランドの肉牛と羊との複合経営”、“西ドイツの乳用若雄牛・ヤングブル の肥育経営”、“フランスのシャロレー種一貫経営”などを紹介します。 ○オセアニア・南米編 牛肉貿易の上で日本とも関係の深いオーストラリアとニュージーランド、また直 接的には日本との貿易関係はないが、国際的な牛肉需給に大きな影響力を持ってい るブラジルとアルゼンチンの牧場経営の現況をレポートします。“オーストラリア の自然草地を利用した一貫経営”、“ニュージーランドの肉牛肥育と羊との複合経 営”、“ブラジルの周年放牧による大規模一貫経営”、“アルゼンチンの改良草地 による一貫経営”等を紹介します。 畜産関係ビデオ(映画)一覧表
団体名 | 制作 年度 |
タイトル | 内 容 | 視聴対象者 | 問い合わせ先 |
畜産振興事業団 | 昭和 60年度 昭和 61年度 昭和 62年度 |
ミート・ザ・ビーフ -豊かで健康な食生活- 日本牛肉考 −おいしくて安い牛肉のために− ビーフ・リポート −地域社会と牛− |
たん白源としての牛肉の栄養的評価及び牛肉の脂肪、コレステロール等と成人病との関係を中心に、日本人と牛肉のかかわりあいを分かりやすく解説。 なぜ日本の牛肉が割高なのかを分析し、生産の合理化・効率化の現状をリポートしておいしくて安い牛肉生産の可能性に言及。 牛肉産業の地域社会における重要性を肉牛生産地とスタジオの同時中継方式で説明。 |
一般消費者等 一般消費者等 一般消費者等 |
企画室 03-582-3381 |
(社)中央畜産会 | 昭和 60年度 昭和 61年度 昭和 63年度 昭和 63年度 昭和63 ・平成元両年度 平成 元年度 同 上 同 上 |
肉用牛の サイレージ利用 林間放牧 −低コスト肉用牛 生産のために− 自由化への挑戦 肉用牛繁殖 経営編 自由化への挑戦 肉用牛肥育 経営編 チャレンジ放牧 −肉用牛の放牧による低コスト生産− これからの 酪農技術 肉用牛の繁殖技術 −生産性向上をめざして− 肉用牛の肥育技術 −生産性向上をめざして− |
肉用牛経営の規模拡大にともなって自給飼料の確保を図らなければならないが、我が国の湿潤な気候では乾草作りよりもサイレージ利用が向いているといわれている。 このビデオでは、まだ遅れている肉用牛経営を対象にしてサイレージの作り方、利用上の注意点を繁殖と肥育牛に給与する場合に分けて事例を含めて説明している。 我が国国土の70%以上を占める森林、林野をどう生かし使っていくかは、国土利用上はもちろん、いま求められている肉用牛の低コスト生産のキメテといわれている。林野と畜産という一石二鳥をねらう林間放牧に再度スポットをあて、新しい技術として位置づけて説明している。 牛肉の輸入自由化を目前にして、肉用牛生産は国際化に対応した経営体質の強化、低コスト生産の推進が必要である。繁殖経営における自由化への対応、低コスト生産技術等について映像化するとともに先進優良事例についても紹介し、足腰の強い繁殖経営への指針を示している。 牛肉の輸入自由化を目前にして、牛肉生産は国際化に対応した経営体質の強化、低コスト生産の推進が必要である。このため、肥育経営における。自由化への対応、低コスト肥育技術等について解説するとともに先進優良事例についても紹介し、足腰の強い肥育経営への指針を示している。 肉用牛の低コスト生産の切り札として注目を浴びている最近の放牧技術−林地・野草地の利用や放牧地との組み合わせ技術、放牧牛の繁殖管理、放牧衛生、子牛の発育促進を図る技術等−をわかりやすく紹介する。 国が公表した酪肉基本方針に即して低コスト生産の必要性と経営上の効果について解説し、低コスト生産の基礎技術として、乳牛の生理、牛群検定、乳量乳質向上のための飼養管理、繁殖育成、飼料費の低減等、さらに乳肉複合経営についての映像と解説に加え先進事例の紹介を行い、酪農経営の低コスト生産技術等をわかりやすく紹介している。 繁殖経営における問題点は経営規模が小さく、子牛生産費が割高になっているため、規模拡大の必要性とメリット、規模拡大の条件、繁殖と子牛育成技術、粗飼料生産、給与技術による子牛の低コスト生産等について映像と解説に加え、先進事例の紹介を行い繁殖技術についてわかりやすく説明している。 肥育経営における問題点はいかに生産コストを引き下げるかであり、低コスト肥育技術の基本的事項として、肥育の基本技術、素牛導入の留意点、事故率低減のための衛生管理、自給飼料主体の飼養技術、自家配合飼料による飼養技術等についての解説と先進事例の紹介等を行い、肥育技術についてわかりやすく説明している。 |
町村、農協等の指導者、 肉用牛農家 農協等の先端 指導者 肉用牛農家 農協等の先端 指導者 肉用牛繁殖 農家 農協等の先端 指導者 肉用牛肥育 農家 農協等の先端 技術者 肉義牛飼養 農家 農協等の先端 指導者 酪農家 農協等の先端 指導者 肉用牛の繁殖 農家 農協等の先端 指導者 肉用牛肥育 農家 |
情報部広報課 03-581-6676 内線33又は34 同 上 技術主幹室 03-581-6676 内線51又は52 技術主幹室 03-581-6676 内線51又は52 同 上 同 上 同 上 同 上 |
(財)日本食肉消費総合センター | 平成 元年度 |
食肉の科学ビデオシリーズ (第1話〜第5話) 〔第1話〕 タンパク質と人体(仮題) −生命現象の主役− 〔第2話〕 成長、体力そしてタンパク質(仮題) −小児、青年、老年− 〔第3話〕 血管の健康とタンパク質(仮題) −脳卒中、脳血管性痴呆症を予防する− 〔第4話〕 免疫機構とタンパク質(仮題) −食肉と疾病予防− 〔第5話〕 食肉はヘルシー食品(仮題) −コレステロールをめぐって− |
食肉の医学的価値・栄養学的価値についての重要性を改めて問い直し、その真価をアニメーション等により科学的にわかりやすく説明する。 |
一般消費者 |
03-584-0291 |
(財)日本食肉流通センター | 昭和 60年度 昭和 61年度 昭和 62年度 昭和 63年度 平成 元年度 |
和牛肉の商品化技術セミナー 大衆牛肉の商品化技術セミナー 輸入牛肉の商品化技術セミナー 豚肉の商品化技術セミナー 食肉の販売技術セミナー |
1.もも系部分肉からの商品づくり 2.かた系部分肉からの商品づくり 3.ロイン・ばら系部分肉からの商品づくり [全3巻] 1.かた系部分肉からの商品づくり 2.ロイン系部分肉からの商品づくり 3.ばら系部分肉からの商品づくり 4.もも系部分肉からの商品づくり [全4巻] 1.規格と解凍 2.商品づくりロースト編 3.商品づくりボイル編 4.ミンチの商品づくり [全4巻] 1.豚肉の流通と栄養価 2.豚肉のベーシックアイテム 3.豚肉の高付加価値商品 [全3巻] 1.牛肉の重点品群 2.支持率アップのための簡便化商品の開発と品揃え 3.売れる売価づくり [全3巻] |
小売業(量販店、専門小売店)及び外食産業の担当者等 |
業務部業務課 044-266-1172 |
(社)全国牛乳普及協会 | 昭和 61年度 昭和 63年度 同 上 平成 元年度 |
ふえる老人の骨粗しょう症 カルシウムと健康 牛乳・チーズを食卓に〜牛乳編〜 牛乳・チーズを食卓に〜チーズ編〜 スポーツと栄養 |
東大折茂先生監修のもとに老人の骨粗しょう症を医学的に解説した医師向けPR用。 東大折茂先生監修のもとに老人の骨粗しょう症を医学的に解説した医師向けのPR用(ふえる老人の骨粗しょう症)を、一般消費者用にわかりやすく紹介。 63年10月3日〜6日にNHKきょうの料理の中で、牛乳・乳製品を利用した料理をNHKが放映したものを中心に編集。 スポーツ選手の体力を、栄養摂取の面から強化しようとして、食事を工夫し、効果をあげようとしたもの。 |
医師 一般消費者 一般消費者 一般消費者 |
03-262-7181 |
(社)全国農協乳業プラント協会 | 昭和 62年度 昭和 63年度 平成 元年度 |
おいしい牛乳へのアプローチ(T) (牛乳の味を求めて) おいしい牛乳へのアプローチ(U) (おいしい牛乳作りでコストの低減を図ろう) おいしい牛乳へのアプローチ(V) (牛舎環境と乳質) |
よりおいしい牛乳を作る為に生産者が留意しなければならない事項をとりあげ、酪農生産現場を取材し、識者の指導策を紹介してある。 |
生乳生産者 生乳生産者 生乳生産者 |
03-245-7617 (北田) |
全国学校給食用牛乳供給推進協議会 | 昭和 61年度 昭和 62年度 昭和 63年度 平成 元年度 |
スプーンおばさんの料理教室 ケンちゃんのけんこうパトロール がんばれD組 健康づくり大作戦 みんなのきゅうしょく |
家庭科クラブの児童が、カレーライスの材料を考えていく過程で、畑や牧場での体験学習を通じ、健康な体をつくる栄養についての基本的な考え方や、牛乳の役割を紹介したもの。 (カラー、15分) アニメ手法により、健康を維持していく上での運動及び栄養の重要性を解説し、この中で牛乳の果たす役割を紹介したもの。 (カラー、15分) 中学生が健康づくりについて考え、基礎体力をつけるための運動と、それを支える栄養摂取の重要性を認識し、その中で牛乳の果たす役割を紹介したもの。 (カラー、20分) 進入学児童が初めて接する学校給食を通して、給食のマナーや、好き嫌いをなくする栄養バランスのとれた食事の大切さを解説し、この中で牛乳の重要性を紹介したもの。 (カラー、15分) |
小学校 高学年向 小学校 低学年向 中学生向 小学校 低学年向 |
03-245-7620 |