鹿児島県曾於 (そお) 郡大隅町の県道63号線沿いで、 ロールベールが交通安全 標識として活躍している。 赤色ペンキで 「交通安全」 の文字が1文字ずつ書かれた4個のロールベールと、 両サイドにさらに2個ずつ計8個のロールベールが、 県道沿いのほ場に設置して ある。 設置したのは、 町内で肉用牛繁殖経営を営む郷田自給飼料生産組合 (組合長; 坂口義治) のメンバー3名で、 ロールベールによる飼料作物の調製が普及する中、 ただ積み重ねておくだけでは芸がないと交通安全にも一役買って出た。 山間を抜け約2kmの直線道路の道沿いに設置してあり、 気づかないうちにスピ ードを出してしまいそうな場所である。 赤色の 「交通安全」 の文字はひときわド ライバーの目を引き、 事故防止にも貢献しているようである。 食べることを待っている牛のことを思うと、 いつまでも置いておくわけにはい かないが、 せめて春の交通安全週間が終了するまでは活躍して欲しいものである。 【事故防止に貢献しているロールベール】元のページに戻る