◎地域便り

　｢春の夢をもう一度､ 県民に与えてほしい｣ と､ 鹿児島黒牛黒豚銘柄販売促進
協議会は７月31日､ 春の選抜高校野球大会で優勝し､ 引き続き第78回全国高校野
球選手権大会の鹿児島県代表として出場する鹿児島実業高校の選手たちに､ 黒牛
・黒豚 (約100キロ) をどっさり贈り激励した｡ 

　贈り物は､ 黒牛・黒豚のほか､ 種子島産コシヒカリの新米約100キロ､ シャモ
肉約60キロ､ 卵1,000個､ 県内産のオレンジジュース2,000本で､ 日本一の生産量
を誇る黒牛・黒豚や日本一収穫の早い新米など､ ｢日本一｣ の願いを込めた贈り
物である｡ 

　協議会会長である森口 旻 (もりぐち　あきら) 県経済連会長は､ ｢選抜大会で
の懸命な戦いぶりは､ 多くの県民に感動を与えた｡ 薩摩の若人ここにありと再び
全国に知らしめてほしい｣ と激励した｡ これに対し､ 林川 (はやしかわ) 主将は 
｢これを食べて元気をつけ､ 一戦一戦最後まで戦い抜きたい｣ と決意を述べた｡ 

　今回の贈り物が原動力となって､ 鹿児島実業高校が春夏連続優勝し､ 全国の消
費者に ｢鹿児島黒牛｣ ｢かごしま黒豚｣ の名が知れわたることを期待したい｡ 

　この ｢畜産の情報｣ ８月号が配布されるとき､ 鹿児島実業高校が全国制覇して
いることを願う｡

【春夏連覇を目ざす「鹿実ナイン」】