◎地域便り


岩手県畜産試験場に新たな試験研究施設完成 

岩手県 千葉健市

 岩手県畜産試験場では、 本県農業関係研究機関の再編整備の一環として、 平成

4年度から施設整備を進めてきた肉用牛、 養豚及び養鶏関連の試験研究施設が、 

昨年12月に完成した。 これによって、 試験研究施設が、 各研究部門毎にまとまっ

て配置されるとともに、 特定病原菌に感染していないSPF豚を飼養する清浄化豚

舎、 ウィンドレス鶏舎及び発酵処理方式による家畜ふん尿処理施設など、 新たな

機能を装備した施設が整備された。 



 今後は、 平成9年度からスタートする新たな組織体制の下で、 国際化の伸展に

伴い激化する産地間競争に打ち勝つために、 消費者ニーズに対応した安全で良質

な畜産物の低コスト生産に関する課題を中心に取り組んでいくこととしている。 



  岩手県畜産試験場における主な試験研究施設

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 部 門            主   な   施   設  

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  乳用牛 フリーストール乳牛舎(平成4年度)

 肉用牛 体外受精研究棟(平成5年度)、直接検定牛舎、間接検定牛舎、種雄牛舎、

     多胎妊娠牛舎、保育育成牛舎、肥育試験牛舎(平成7年度) 

 養 豚 産肉検定舎、種豚舎、交配豚舎、分娩・保育舎、環境制御人工保育舎、

     枝肉調査棟(平成7年度)

 養 鶏 環境・育成研究棟、種鶏(雄雌)群飼棟、育雛期研究棟、肉卵調査棟(平成7年度)

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