飼 料

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◇図1:配合飼料の生産量◇


7月の生産量−1,932,387トン (4.7%) 

・豚肉価格の好調から、 肉豚用が7.8%増と13カ月連続して前年同月を上回
 るなど、 価格引き下げの影響から他の畜種も前年同月を上回る


◇図2:とうもろこしの輸入量◇


8月の輸入量−768,347トン (▲10.9%) 

・米国産が前年同月を20.3%下回ったが、 引き続きアルゼンチン産93,5
 83トン、 中国産8,751トンの輸入あり

8月の輸入価格−17,464円/トン (▲19.1%) 

・シカゴ相場の低下から、 4月以降前年同月を下回り、 前月よりもさらに値を下
 げる


◇図3:配合飼料の価格動向◇


6月の配合飼料工場渡価格 (全畜種加重平均)−39,233円/トン (1.3%) 

・前月より55円値を下げたものの、 依然前年同月を上回って推移


トピックス
10−12月期の配合飼料価格、 わずかな下げ

◇図4:とうもろこしと大豆油かすの輸入価格 (CIF)◇


 平成9年10−12月期の配合飼料価格について、 全農はトン当たり約300
円、 商社系配合飼料メーカーは約200円の引き下げを決定した。 

 配合飼料の主原料となるとうもろこしのシカゴ相場は堅調な需要に支えられて
底固い動きを示し、 副原料の魚粉相場は産地の禁魚等から上昇、 反面大豆油かす
のシカゴ相場は低下傾向にあること、 為替相場が円安基調にあること等を反映し
たもの。 

 この結果、配合飼料価格安定制度による補てんは前期より300円少ない1,1
00円/トンで実施される。


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