◎地域便り


販売流通拡大を目指して、福島牛ビーフマップを作成 

福島県/桝沼 浩


 このたび、「福島牛」を広く消費者にPRし、販売流通の拡大を行うため、福島
牛販売促進協議会(事務局:福島県経済農業協同組合連合会畜産部畜産直販課)
では、「福島牛ビーフマップ」を作成した。同協議会は、福島県畜産関係団体並
びに福島県によって構成され、「福島牛」の販売流通拡大を目的に活動を行って
いる。

 ビーフマップには、福島牛販売指定店77店舗、銘柄福島牛料理指定店 6 店舗の
それぞれの名称、住所、電話番号、地図等を掲載しているほか、料理指定店につ
いては、特選メニューの紹介も併せて掲載されている。

 同協議会では、これまで、福島牛の販売促進のため、福島県内主要国道沿いに
福島牛の野建て看板を設置したほか、消費者を福島牛サポーターとして任命し、
指定店との交流活動を推進し、また、指定店に対する福島牛販促資材の作成、配
布等を行ってきた。ビーフマップは、福島牛流通販売拡大推進事業(県単独補助
事業)により、 4 万部作成されたもので、県内の各販売指定店や福島県庁県民ホ
ール等で無償配布されている。

 平成10年度には、このビーフマップの作成に加え、指定店証、各種販促資材の
作成、配布等のほか、これまでの指定店に新たに旅館、ホテル等のサービス指定
店を加えるなど、販売拡大を目指し活動してきた。今後も、さらなる販売拡大を
目指し、積極的な活動を展開していく。
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