飼 料

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◇図1:配合飼料の生産量◇

1月−1,804,481トン(▲2.4%)

・全畜種で前年同月を下回る。11年度累計では1.1%減。

・養鶏用は、成鶏用、ブロイラー用ともに1.0%下回り、全体でも1.0%下回る。

・養豚用は、子豚用が4.0%、肉豚用が2.8%といずれも下回り、全体では3.2%下
 回る。

・乳牛用は3.6%、肉牛用は4.3%といずれも下回る。


◇図2:とうもろこしの輸入価格◇

2月の輸入価格− 11,871円/トン(▲7.9%)

・シカゴ相場が堅調に推移し、為替相場も円安傾向となったことから上昇したが、
 前年同月を下回る水準。

2月の輸入量−  837,295トン(▲12.0%)

・米国産は825,673トン(▲4.4%)と前月に続き前年同月を下回り、中国産も1
 1,622トン(▲42.3%)と大幅に減少。


◇図3:配合飼料の価格動向◇

12月− 32,674円/トン(▲9.2%)

・10年4月以降、前年同月を下回って推移。11年10〜12月期の配合飼料価格の引
 き下げ等から、引き続き前年同月をかなり下回る。


トピックス

配合飼料価格、約1,600円/トン引き上げ


◇図4:副原料の輸入価格(CIF)◇

 全農は、4〜6月期配合飼料供給価格の全国全畜種総平均トン当たり約1,600円
引き上げを決定した(3/16)。

<最近の原料コスト動向等>@とうもろこしのシカゴ相場:米国の生産量減少及
び飼料需要増加から堅調、A為替レート:1月以降円安傾向、B副原料:米国の
大豆生産量減少や円安から大豆油かす価格が堅調

<補てんの実施>配合飼料価格安定制度による通常補てん金450円/トンに、4
〜6月期限りの特例的な補てん(通常補てん対象外の引き上げ分の1/2を限度)
を加え、1,025円/トンが交付される。

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