飼 料

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◇図1:配合飼料の生産量◇

4月−1,903,262トン(1.4%)

・養豚用を除く各畜種で前年同月を上回り、全体でもわずかに上回る。
・養鶏用は、成鶏用が1.5%、ブロイラー用が1.6%といずれも上回り、全体では
 1.7%増。
・養豚用は、肉豚用は3.3%上回ったが、子豚用が5.5%下回り、全体では0.8%
 減。
・乳牛用は1.3%、肉牛用は4.1%といずれも上回る。


◇図2:とうもろこしの輸入価格◇

5月−965,990トン(0.7%)

・6カ月ぶりに前年同月を上回る。
・米国産は、919,092トン(▲2.7%)とわずかに下回る。
・中国産は12,612トン(14.8%)とかなり大きく上回る。


◇図3:配合飼料の価格動向◇

3月−33,568円/トン(5.0%)

・10年4月以降12年12月まで前年同月を下回って推移した。
・13年1〜3月期の配合飼料価格が平均で約1,900円引き上げられたことに
 伴い、1、2月に続き前年同月を上回る。

トピックス

7〜9月期配合飼料価格、据え置き


◇図4:副原料の輸入価格(CIF)◇

 全農は、7〜9月期配合飼料供給価格を据え置くことを決定した(6/22)。専
門農協系も据え置き、商系については300円引き下げた模様。
<最近の原料コスト動向等>@とうもろこしのシカゴ相場は、作付は順調に終了、
今後は受粉期までの天候不安定が懸念されるが、内需は最高レベルを維持してお
り価格は底固い。A副原料の大豆油かす価格は円安により上昇が、魚粉価格も需
給のひっ迫から上昇が見込まれている。B為替レートは、円安で推移する見込み。
<補てんの実施>配合飼料価格安定制度による通常補てん金1,000円/トンが交
付される見込み。

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