【家畜とふれあう… 盛りだくさんの１日でした。】
東京都／坂田 雅史
東京都畜産試験場では毎年、試験場内で春と秋に都民が家畜とふれあうことが できるようなイベントを行っている。今年は４月14日の10時から14時まで「春の 家畜ふれあいデー」を実施し、晴天にもめぐまれ約2,500名が来場した。家畜の ミニ動物園では子牛やヤギ、めん羊、アヒル、鶏等が展示され、特に子供たちは ひよことうれしそうに遊んでおり、となりでは酪農家の皆様が大切に育てた牛の コンテストである乳牛の品評会も行われ、好評を博した。また農場では生ごみコ ンポストで生産した「のらぼう菜」の摘み取り体験や東京都有機農業たい肥セン ターで生産した優良なたい肥の無料配布を行い、長蛇の列ができるほどの好評ぶ りだった。昼食時を利用しての羊の毛刈りショーや青梅市立泉中学校ブラスバン ド部による演奏会も実施し、多くの人たちが昼食もとらず見・聞き入り、午後の 乳牛の乳搾り体験でも希望者が多く整理券を出すほどの人気であった。その他、 羊から刈り取った毛から糸をつむぐ実演、女性の林業研究グループによるつる細 工の実演、牛の体重当てクイズ等行事は盛りだくさん、参加者も大満足でした。 また、農家の協力で実施した東京特産の畜産物の展示・即売会場ではアイスクリ ームやヨーグルト、牛乳、卵、東京烏骨鶏卵、TOKYO Ｘ豚肉、東京しゃも肉等が、 あっという間に完売された。さらに瑞穂町の農家の協力による野菜や花の苗、お 茶、日の出町の農産物加工・販売施設によるジャージーアイスやみそ、ジャム、 ゆずソース、ブルーベリークッキー、おやき等の地域の農畜産物も販売された。 そして三宅島支援のため、伊豆七島の特産物であるクサヤやあしたばも販売され た。 三宅島の復興のため義援金の協力をお願いしたところ多くのご奉仕をいただき ました。御礼申し上げます。
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