牛 肉・肉用子牛

牛 肉



◇図1:牛肉の生産量◇

6月−26,815トン(▲5.6%)

・10年度、11年度とほぼ前年を上回って推移してきたが、12年4月以降、15カ月
 連続で前年同月を下回る。
・13年度累計では2.9%減
・枝肉重量は、ほぼ前年同月並み。


◇図2:牛のと畜頭数◇

6月の和牛−40,800頭(▲6.0%)
   乳牛−50,649頭(▲7.5%)

・和牛のうち、去勢、めすともにはおおむね前年同月を下回って推移。
・乳牛のうち、去勢は12年4月以降、15カ月連続で前年同月を下回る。6月は5.
 2%減。めすは6カ月連続で下回り、6月は10.0%減。


◇図3:牛肉の輸入量◇

6月−67,651トン(19.6%)

・冷蔵品は7.3%下回る。冷凍品は52.9%上回る。
・13年度累計では、6.3%減。うち冷蔵品は2.5%減、冷凍品は9.7%減。

輸入見込み数量(事業団調べ)



◇図4−1:米国からの牛肉輸入量◇

◇図4−2:豪州からの牛肉輸入量◇

6月の米国産−29,644トン(10.6%)

・冷蔵品は15.3%減、13年度累計では5.1%減。
・冷凍品は35.3%増、13年度累計では25.1%減。

   豪州産−33,722トン(26.3%)

・冷蔵品は1.9%減、13年度累計では1.3%減。
・冷凍品は78.7%増、13年度累計では16.1%増。


◇図5:牛肉の推定出回り量◇

6月−89,422トン(3.5%)

・国産品は、11.5%減。13年度累計では1.2%減。
・輸入品は、11.0%増。13年度累計では2.0%増。
・合計では13年度累計で1.0%増。


◇図6:牛肉の家計消費量(1人当たり)◇

6月−234g/人(▲5.1%)

・9年12月以降、消費支出が低迷する中で、おおむね前年同月を下回って推移。
・13年度累計では6.8%減


◇図7:牛肉の推定期末在庫量◇

6月−108,473トン(▲2.1%)

・3カ月連続で前年同月を下回る。
・国産品は13,804トン(2.5%)。
・輸入品は3カ月連続で前年同月を下回り94,669トン(▲2.7%)。


◇図8:牛肉の卸売価格(東京、省令)◇

6月−1,060円/kg(3.3%)

・11年10月に22カ月ぶりに前年同月を上回り、以降上回って推移。


◇図9:牛肉の卸売価格(東京、和牛去勢)◇

6月のA5−2,372円/kg(▲3.0%)

・10年10月以降おおむね弱保合いで推移。

   A3−1,441円/kg(▲1.2%)

・12年10月以降はおおむね前年同月を上回って推移。A2は、11年10月以降おお
 むね上回って推移しており、6月は5.3%上回る。


◇図10:牛肉の卸売価格(東京、乳去勢・F1去勢)◇

6月の乳去勢B2−705円/kg(▲9.5%)

・2カ月連続で前年同月を下回る。

   F1去勢B3−1,206円/kg(5.2%)

・消費低迷の中、全国的な取引頭数の増加もあり、おおむね前年同月を下回って
 推移してきたが、12年10月以降はおおむね上回って推移。B2は4.0%上回る。


◇図11−1:米国産牛肉の仲間相場◇

◇図11−2:豪州産牛肉の仲間相場◇

6月の米国産冷蔵リブアイロール2,073円/kg(17.7%)

・7カ月連続で前年同月を上回る。

   豪州産冷蔵グラス・フルセット−473円/kg(12.9%)

・6カ月連続で上回る。


肉用子牛

◇図12:肉用子牛(黒毛和種)の市場取引価格◇

6月の頭数−27,115頭(▲27.0%)

・12年4月に口蹄疫による移動制限等から大幅に減少したが、5月以降ほぼ上回
 って推移。13年5月、6月と2カ月連続で前年同月を下回る。
 13年度累計では1.0%減。

6月の価格−368千円(▲3.3%)

・10年9月以降、おおむね前年を上回って推移してきたが、13年5月、6月と2
 ヵ月連続で前年同月を下回る。


◇図13:肉用子牛(褐毛和種)の市場取引価格◇

6月の価格−281千円(22.0%)

・12年9月以降、10カ月連続で前年同月を上回る。


◇図14:肉用子牛(ホルスタイン)の市場取引価格◇

6月の子牛価格−101千円(34.3%)

・12年1月に28カ月ぶりに前年同月を上回り、以降18カ月連続で上回る。6月も
 引き続き大幅に上回る。

  ヌレ子価格−67千円(10.4%)

・27カ月連続で前年同月を上回る。6月はかなりの程度上回る。


◇図15:肉用子牛(F1)の市場取引価格◇

6月の子牛価格−210千円(21.8%)

・枝肉価格の低下、取引頭数の増加等から低下したが、12年3月に31カ月ぶりに
 前年同月を上回る。以降16カ月連続で上回る。

  ヌレ子価格−132千円(28.8%)

・子牛価格の低下、取引頭数の増加等から、低水準で推移していたが、11年11月
 以降は前年同月を上回って推移。


◇図16:乳用牛への黒毛和種の交配状況(全国平均)◇

平成12年10〜12月−30.5%

・北海道14.0%、都府県43.2%

平成13年1〜3月−30.6%(中間集計)

・北海道15.2%、都府県42.7%
・乳用牛への黒毛和種の交配状況は、全国平均は増加傾向で推移していたが平成
 10年7〜9月の39.0%を最高に減少傾向になった。

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