鶏 肉



◇図1:鶏肉の生産量◇

3月−101,235トン(4.8%)

・前年同月をやや上回る。13年度累計では1,195,645トン(0.0%)。

ブロイラー用ひなえ付け羽数−50,240千羽(▲2.8%)

・前年同月をわずかに下回る。13年度累計では0.8%増。
・ひな出荷見通しでは、前年同月比で、4月2%、5月▲3%、6月▲1%(4
 月上旬聞き取り)。


◇図2:鶏肉の輸入量◇

3月−41,107トン(11.0%)

・13年度累計では556,463トン(0.2%)。
・中国産は4ヵ月連続で前年同月を大幅に下回る。3月は6,181トン(▲65.8
 %)。うち冷蔵品は、251トン(▲84.8%)。
・タイ産は16,595トン(66.8%)、ブラジル産は15,647トン(319.3%)と大幅
 に上回る。米国産は2,181トン(▲58.0%)と大幅に下回る。なお、米国につ
 いては2月22日付けで家きん肉等の輸入停止措置が一部解除となったものの、
 3月18日にバージニア州で新たに鳥インフルエンザが確認されるなどの影響
 が出ている。


◇図3:鶏肉の調製品輸入量◇

3月−15,634トン(▲0.4%)

・7ヵ月ぶりに前年同月を下回る。中国産は1.6%、タイ産が30.3%、と増加した
 が、米国産は▲99.2%と大幅に減少。
・ 13年度累計では192,688トン(18.8%)。


◇図4:鶏肉の推定出回り量◇

3月−139,845トン(1.1%)

・13年度累計では0.4%減。
・国産品は、100,002トン(3.4%)。
・輸入品は、39,843トン(▲4.4%)。


◇図5:鶏肉の家計消費量( 1 人当たり)◇

3月−318g/人(8.9%)

・BSEによる牛肉の代替需要から平成13年9月に前年同月を上回り、以降7
 ヵ月連続で上回る。

2月の加工仕向肉量−3,275トン(▲11.4%)

・6ヵ月連続で前年同月を下回る。13年度累計では3.0%減。
・国内物は1,893トン(▲8.0%)、輸入物は1,382トン(▲15.6%)。 


◇図6:鶏肉の推定期末在庫量◇

3月−130,520トン(19.5%)

・国産品は、19,555トン(▲1.7%)。
・輸入品は、14年1月以降3ヵ月連続で前年を上回り、3月は110,965トン(24.2%)。


◇図7:国産鶏肉の卸売価格(東京)◇

3月−もも肉650円/kg(4.7%)

・7カ月連続で前年同月を上回る。

   むね肉263円/kg(33.5%)

・12ヵ月連続で前年同月を上回る。

4月−もも肉640円/kg(13.7%)

・8ヵ月連続で前年同月を上回る。

   むね肉248円/kg(17.0%)

・13ヵ月連続で前年同月を上回る。


◇図8:輸入鶏肉の卸売価格◇

3月−中国産もも肉330円/kg(30.4%)

・13年3月以降13ヵ月連続で上回る。輸入量の減少とBSE発生による鶏肉
 への代替需要から前年比では大幅に上回るものの14年1月以降値下がりが続い
 ている。

米国産骨付きもも肉306円/kg(47.1%)

・12年12月以降、16ヵ月連続で前年同月を上回る。鳥インフルエンザによる輸入
 一時停止措置とBSE発生による鶏肉への代替需要から前年比では大幅に上回る
 ものの14年1月以降値下がりが続いている。

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