鶏 肉

◇図 1 鶏肉の生産量◇

6 月−99,621トン(5.5%)

 ・ 6月は前年同月をやや上回り、14年度累計で2.1%増。

ブロイラー用ひなえ付け羽数−47,347千羽(0.3%)

 ・前年同月を0.3%上回る。
 ・ひな出荷見通しでは、前年同月比で、7月0%、 8月2%、 9月▲3%(7月上旬聞き取り)。

◇図 2 鶏肉の輸入量◇

6 月−36,463トン(▲6.9%)

・中国産は7カ月連続で前年同月を大幅に下回ったが、6月は11,266トン(▲12.7%)まで戻してきて
いる。うち冷蔵品は、190トン(▲65.1%)と低水準。
・タイ産は14,189トン(51.0%)と上回ったが、ブラジル産は7,704トン(▲15.3%)と大幅に下回る。
・米国産は2,928トン(▲61.7%)と大幅に下回る。
・中国産および米国産は、衛生問題等により輸入が一部停止されており、タイ産およびブラジル産が
急増していたが、 6 月はブラジル産の減少により前年同月をかなりの程度下回る。

◇図 3 鶏肉の調製品輸入量◇

6 月−16,768トン(41.8%)

・昨年 6 月は鳥インフルエンザの影響で中国産が大幅に減少したため、前月を下回っているものの、前年
同月を大幅に上回る。中国産は78.0%、タイ産が12.3%、米国産は▲48.0%。

◇図 4 鶏肉の推定出回り量◇

6 月−136,782トン(▲1.2%)

 ・国産品は、98,070トン(1.5%)。
 ・輸入品は、38,712トン(▲7.5%)。
 ・14年度累計では▲0.4%。

◇図 5 鶏肉の家計消費量( 1 人当たり)◇

6 月−296g/人(7.6%)

 ・BSEによる牛肉の代替需要から13年 9 月に前年同月を上回り、以降10カ月連続で上回る。

5 月の加工仕向肉量−4,230トン(▲2.9%)

 ・ 9 ヵ月連続で前年同月を下回る。
 ・国内物は2,719トン(10.3%)、輸入物は1,511トン(▲20.1%)。

◇図 6 鶏肉の推定期末在庫量◇

6 月−139,560トン(23.4%)

 ・国産品は、10カ月連続で前年同月を下回り、 6 月は23,002トン(▲4.4%)。
 ・輸入品は、14年 1 月以降 6 ヵ月連続で前年を上回る。国産品にシフトしているため 6 月は116,558トン(30.9%)。

◇図 7 国産鶏肉の卸売価格(東京)◇

6 月−もも肉630円/kg(25.2%)

 ・10カ月連続で前年同月を上回る。
   むね肉226円/kg(▲11.4%)
 ・15カ月ぶりに前年同月を下回る。

7 月−もも肉616円/kg(20.8%)

 ・11カ月連続で前年同月を上回る。
   むね肉216円/kg(▲18.8%)
 ・ 2 カ月連続で前年同月を下回る。

◇図 8 輸入鶏肉の卸売価格◇

6 月−中国産もも肉292円/kg(▲9.0%)

 ・13年 3 月以降上回っていたが、在庫量の増加により16カ月ぶりに下回る。14年 1 月以降値下がりが続いている。
    米国産骨付きもも肉298円/kg(25.2%)
 ・12年12月以降、19カ月連続で前年同月を上回る。輸入の減少と牛肉の代替需要から大幅に前年同月を上回るものの、
  14年 1 月以降値下がりが続いている。




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