鶏 肉



◇図1:鶏肉の生産量◇

1 月−100,050トン(2.7%)

・ 1 月は前年同月を2.7%上回り、14年度累計で0.7%増。

ブロイラー用ひなえ付け羽数−53,844千羽(3.0%)

・前年同月をやや(3.0%)上回る。
・ひな出荷見通しでは、前年同月比で、 2 月 2 %、 3 月 1 %、 4 月 1 %
 ( 2 月上旬聞き取り)。


◇図2:鶏肉の輸入量◇

1 月−47,213トン(▲19.5%)

・中国産は引き続き前年同月を大幅に下回り、 1 月は9,711トンに止まった。
 うち冷蔵品は、182トンと引き続き低水準。
・タイ産は前年同月を大幅に下回り14,602トン(▲34.6%)と低水準で推移。
・米国産は4,555トン(43.3%)と前年同月を 2 カ月連続で上回る。
・ブラジル産は前月を大幅に上回るものの前年同月をかなり大きく下回り、18,
 014トン(▲14.7%)。
・全体としては、前年同月を大幅に下回り、47,213トンに止まった。


◇図3:鶏肉の調製品輸入量◇

1 月−17,157トン(▲2.3%)

・中国産(2.0%)は前年同月を上回るものの、タイ産(▲3.7%)がやや下回
 り、全体でわずかに(▲2.3%)下回る。


◇図4:鶏肉の推定出回り量◇

1 月−137,544トン(0.7%)

・国産品は、99,898トン(2.6%)。
・輸入品は、37,646トン(▲4.0%)。
・14年度累計では1.5%減。


◇図5:鶏肉の家計消費量(1 人当たり)◇

1 月−285g/人(▲7.2%)

・BSEによる牛肉の代替需要により急激に増加した前年同月をかなりの程度下
 回り、前々年同月をも下回り(▲2.1%)、 1 月は減少傾向となった。

12月の加工仕向肉量−3,959トン(1.7%)

・前年同月をわずかに下回る。
・国内物は2,446トン(9.9%)、輸入物は1,513トン(▲9.2%)と前月を上回
 るものの輸入物の減少が大きい。


◇図6:鶏肉の推定期末在庫量◇

1 月−127,442トン(6.6%)

・国産品は、7 月末から 7 カ月連続で前年同月を上回り、1 月は20,040トン
(24.4%)。
・輸入品は、14年 1 月以降13カ月連続で前年を上回る。輸入品の衛生問題等
 により国産品にシフトしているため 1 月は107,402トン(3.8%)。


◇図7:国産鶏肉の卸売価格(東京)◇

1 月−もも肉734円/kg(▲0.4%)

・前年同月とほぼ同水準となったが、年明け以降値下がりが続いている。

   むね肉224円/kg(▲30.7%)

・ 8 カ月連続で前年同月を下回るものの、若干値をもどしている。

2 月−もも肉690円/kg(0.4%)

・前年同月とほぼ同水準となったが、年明け以降値下がりが続いている。

   むね肉210円/kg(▲27.9%)

・9カ月連続で前年同月を下回り、昨年を大幅に下回り、値下がりが続いてい
 る。


◇図8:輸入鶏肉の卸売価格◇

1 月−中国産もも肉220円/kg(▲46.3%)

・13年3月以降上回っていたが、在庫量の増加により8カ月連続で下回る。14年 1月
 以降値下がりが続いている。

   米国産骨付きもも肉289円/kg(▲10.5%)

・12年12月以降、24カ月連続で前年同月を上回ったが、14年12月以降 2 カ月連
 続で下回る。

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