鶏 肉



◇図1:鶏肉の生産量◇

3 月ー104,741トン(3.5%)

・ 3 月は前年同月を3.5%上回り、14年度累計で1.0%増。

ブロイラー用ひなえ付け羽数ー51,317千羽(2.1%)

・前年同月をわずかに(2.1%)上回る。
・ひな出荷見通しでは、前年同月比で、 4 月 0 %、5月4%、   
 6 月 3 %(4月上旬聞き取り)。


◇図2:鶏肉の輸入量◇

3 月―36,512トン(▲11.2%)

・中国産は 3 月は9,807トン(58.7%)と前年同月を大幅に上回るものの1万トンを下回る水準となった。
 うち冷蔵品は、174トンと引き続き低水準。
・タイ産は前年同月を大幅に下回り13,539トン(▲18.4%)と前月を上回るものの低水準で推移。
・米国産は3,036トン(39.2%)と前年同月を大幅に上回るものの、低水準で推移。
・ブラジル産は前年同月を大幅に下回り、9,754トン(▲37.7%)。
・全体としては、前年同月をかなり大きく下回り、36,512トンに止まった。


◇図3:鶏肉の調製品輸入量◇

3 月ー19,423トン(24.3%)

・全体の殆どを占める中国産(36.6%)とタイ産(3.1%)がともに
 前年同月を上回ったため、全体で24.3%上回る


◇図4:鶏肉の推定出回り量◇

3 月―146,627トン(4.8%)

・国産品は、103,104トン(3.1%)。 
・輸入品は、43,523トン(9.2%)。
・14年度累計では前年度を1.0%下回る。


◇図5:鶏肉の家計消費量(1 人当たり)◇

3 月ー295g/人(▲7.2%)

・BSEによる牛肉の代替需要が終り、増加が望めないことと、
 調製品の増加等により6ヵ月連続で前年同月をかなりの程度下回った。

2 月の加工仕向肉量ー3,437トン(4.9%)

・国産鶏肉の在庫増により、加工仕向量は全体として増加している。
・国内物は2,275トン(20.2%)、輸入物は1,162トン(▲15.9%)と
 輸入物の減少が大きい。

◇図6:鶏肉の推定期末在庫量◇

3 月ー120,419トン(▲7.7%)

・国産品は、14年7月末から 9ヵ月連続で前年同月を上回り、 
 3 月は24,249トン(24.0%)。
・輸入品は、輸入量が 7 ヵ月連続で前年同月を下回ったため、
 在庫量も減少し、 3 月は96,170トン(▲13.3%)。


◇図7:国産鶏肉の卸売価格(東京)◇

3 月ーもも肉644円/kg(▲0.9%)

・前年同月とほぼ同水準となったが、年明け以降値下がりが続いている。

   むね肉195円/kg(▲25.9%)

・昨年を大幅に下回り、値下がりが続いている。

4 月ーもも肉594円/kg(▲7.2%)

・前年同月をかなりの程度下回り、年明け以降値下がりが続いている。

    むね肉184円/kg(▲25.8%)

・11ヵ月連続で前年同月を大幅に下回り、値下がりが続いている。


◇図8:輸入鶏肉の卸売価格◇

3 月ー中国産もも肉220円/kg(▲33.3%)

・ 国産品志向により14年 6 月以降10ヵ月連続で下回る。14年 1 月以降値下がりが続いている。

   米国産骨付きもも肉284円/kg(▲7.2%)

・12年12月以降、24ヵ月連続で前年同月を上回ったが、
 14年12月以降 4 ヵ月連続で下回り、値を下げている。

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