鶏卵

◇図1:鶏卵の生産量◇

1〜3月―614,040トン(0.0%)

・前年同期と同水準となった。
・今後の生産指標となる4月の採卵用めすひなの出荷羽数は、前年同月を大幅に下回る9,030千羽(▲16.5%)。
・ひな出荷見通しでは、前年同月比で、5月▲3%、6月▲1%、7月▲2%(5月上旬聞き取り)。

◇図2:鶏卵の入荷量(東京)◇

4月―8,987トン(▲0.1%)

・前年同月とほぼ同水準となった。

5月―8,553トン(▲7.1%)

農林水産省「鶏卵市況情報」による。この入荷量とは、鶏卵市場(鶏卵荷受会社をいい、東京は3社対象)に産地の生産者、集出荷団体および集出荷業者等から入荷した量をいう。
・卵価の低迷を反映し、前年同月に比べかなりの程度下回った。

◇図3:鶏卵の輸入量◇

4月―8,693トン(▲7.1%、殻付き換算)
・15年度の輸入量は、7.7%下回る110,424トンとなった。鶏卵の輸入量は、
11年をピークに減少傾向にある。

◇図4:鶏卵の卸売価格(東京・M)◇

4月―147円/kg(▲8.7%)

・前年同月をかなりの程度下回る。
・標準取引価格は141.83円/kgとなり、補てん金はなし。
補てん単価=(基準価格142円−標準取引価格)×0.9 

5月―171円/kg(18.8%)

・生産量が減少し、卵価はほぼ1年ぶりに170円代に回復した。
・標準取引価格は165.61円/kgとなり、補てん金の交付は行われない。


元のページに戻る

月報「畜産の情報(国内編)の目次に戻る