豚肉

◇図1:豚肉の生産量◇

2月-71,392トン(2.8%)

・と畜頭数は、前年同月をわずかに上回り1,324千頭(2.8%)。

◇図2:豚肉の平均枝肉重量(全国平均)◇

2月-77.0kg(0.0%)

・前年同月と同水準となった。

◇図3:豚肉の輸入量◇

2月-62,385トン(29.3%)

・牛鶏肉の代替需要のため、豚肉の需要が拡大したため輸入量全体が大幅に増加した。
・冷凍品は、デンマーク産の部分肉が大幅に増加したことにより合計で47,079トン(34.8%)となった。
・冷蔵品の約7割を占める米国産が前年同月に比べ大幅に増加したことから、
合計では15,301トン(15.3%)となった。

◇図4−1:米国からの豚肉輸入量◇

2月の米国産-20,358トン(7.2%)

・冷蔵品は、前年を大幅に上回り11,164トン(23.0%)となった。
・冷凍品は、前年同月をかなりの程度下回り9,194トン(▲6.8%)。

◇図4−2:デンマークからの豚肉輸入量◇

2月のデンマーク産-19,560トン(94.4%)

・ほぼ全体をしめる冷凍品は、前年同月を大幅に上回り19,531トン(94.7%)となった。

◇図5:豚肉の推定出回り量◇

2月-136,077トン(15.3%)

・国産品は、71,146トン(2.7%)と前年同月をわずかに上回った。
・輸入品は、牛鶏肉の代替需要により、外食・惣菜向け新メニュー採用などから
需要が高まり64,930トン(33.2%)と前年同月を大幅に上回った。

◇図6:豚肉の家計消費量(1人当たり)◇

2月-454g/人(11.9%)

・牛肉、鶏肉の消費離れから、前月に引き続き、前年同月を上回った。

1月の加工仕向肉量-28,154トン(2.7%)

・国内物は、5,718トン(3.4%)。
・輸入物は、22,436トン(2.5%)。

◇図7:豚肉の推定期末在庫量◇

2月-146,713トン(▲0.2%)

・15年7月に過去最高となった豚肉の在庫量は、その後のBSE・鳥インフルエンザの発生による
需要の伸びなどにより取り崩され、今月はほぼ前年並みとなった。
・国産品在庫は、3カ月連続で、前年同月を下回り、19,863トン(▲0.9%)となった。
・輸入品在庫は、順調な消費により前年同月と同水準の126,850トン(0.0%)となった。

◇図8:豚肉の卸売価格(東京・省令)◇

2月-527円/kg(26.7%)

・安定上位価格(480円)を47円上回り、強もちあいで推移した。

3月-507円/kg(16.6%)

・引き続き、高水準をたもっている。

◇図9:国産豚肉の仲間相場(冷凍品)◇

2月冷凍品「うで」-391円(0.0%)
     同「もも」-400円(▲0.2%)


・うで、ももともにほぼ前年並となった。

◇図10:輸入豚肉の仲間相場(冷蔵品)◇

2月米国産「ロース」-696円/kg(1.2%)

・需要の伸びを受けて、代替需要のあった13、14年同月並の水準となった。

◇図11:輸入豚肉の仲間相場(冷凍品)◇

2月デンマーク産「ばら」-536円/kg(2.7%)

・前年年同月をわずかに上回った。
・カナダ産「ばら」についても、546円/kg(1.3%)と前年同月並となった。

◇図12:輸入豚肉の仲間相場(冷凍品)◇

2月カナダ産「うで」-331円/kg(0.0%)

・14年3月以降前年同月を下回って推移していたが、24カ月ぶりに前年同月と同水準となった。
・米国産「うで」については、314円/kg(8.7%)となり、15年7月以降前年同月を上回って推移。

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