牛肉・肉用子牛

牛肉

◇図1:牛肉の生産量◇

2月-26,767トン(▲0.9%)

・15年11月以来、3カ月ぶりに前年同月を下回る。
・枝肉重量は、前年同月をわずかに下回る。

◇図2:牛のと畜頭数◇

2月の和牛-32,765頭(▲5.0%)
    乳牛-59,065頭(6.4%)


・和牛は15年12月以来、2カ月ぶりに前年同月を下回る。
・乳牛は、乳用肥育おす牛は2.4%増、乳用めす牛は11.3%増、いずれも3カ月連続で前年同月を上回る。

◇図3:牛肉の輸入量◇

2月-37,028トン(▲19.1%)

・冷蔵品は11.1%減、冷凍品は26.1%減。

◇図4−1:米国からの牛肉輸入量◇

2月の米国産-36トン(▲99.8%)

・輸入は全量冷凍品。
・米国内でのBSE発生により12月24日から輸入停止。
・2月の輸入は、12月24日以前に検疫を受けたもの。

◇図4−2:豪州からの牛肉輸入量◇

2月の豪州産-34,091トン(55.8%)

・冷蔵品は46.8%増、冷凍品は67.7%増。

◇図5:牛肉の推定出回り量◇

2月-58,831トン(▲19.1%)

・国産品は、前年同月並み。
・輸入品は、4カ月連続で下回り31.2%減。

◇図6:牛肉の家計消費量(1人当たり)◇

2月-163g/人(▲16.2%)

・15年11月以降、4カ月連続で下回る。

◇図7:牛肉の推定期末在庫量◇

2月-64,971トン(▲30.7%)

・17カ月連続で前年同月を下回る。
・国産品は8,754トン(▲23.8%)。
・輸入品は61,164トン(▲25.0%)。

◇図8:牛肉の卸売価格(東京、省令)◇

2月-1,035円/kg(▲1.1%)

・3カ月ぶりに前年同月を下回る。

3月-1,085円/kg(9.7%、速報値)

◇図9:牛肉の卸売価格(東京、和牛去勢)◇

2月のA5-2,208円/kg(▲5.5%)
    A3-1,739円/kg(▲4.7%)

・A5は2カ月連続で前年同月を下回る。
・A3は3カ月ぶりに前年同月を下回る。

3月のA5-2,276円/kg(1.3%、速報値)
    A3-1,808円/kg(9.0%、速報値)

◇図10:牛肉の卸売価格(東京、乳去勢・F1去勢)◇

2月の乳去勢B2-762円/kg(49.1%)
  F1去勢B3-1,184円/kg(▲9.8%)

・乳去勢B2は、3カ月連続で前年同月を上回る。
・F1去勢B3は、3カ月ぶりに前年同月を下回る。

3月の乳去勢B2-775円/kg(55.3%、速報値)
  F1去勢B3-1,228円/kg(▲2.2%、速報値)

◇図11−1:米国産牛肉の仲間相場◇

2月の米国産冷蔵リブアイロール

・12月24日からの米国産牛肉の輸入停止措置により、取引なし。

◇図11−2:豪州産牛肉の仲間相場◇

2月の豪州産冷蔵グラス・フルセット-708円/kg(14.9%)

・17カ月連続で前年同月を上回る。
・輸入が停止された米国産牛肉の代替需要等もあり、豪州産が高騰したが、2月の輸入量の増加を受けてやや沈静化。


肉用子牛

◇図12:肉用子牛(黒毛和種)の市場取引価格◇

2月の頭数-26,477頭(6.5%)

・15年11月以来、3カ月ぶりに前年同月を上回る。

2月の価格-435千円(3.9%)

・16年1月以降、2カ月連続で前年同月を上回る。

3月の頭数-39,593頭(0.1%)
3月の価格-428千円(4.2%)

◇図13:肉用子牛(褐毛和種)の市場取引価格◇

2月の価格-318千円(6.4%)

・16年1月以降、2カ月連続で前年同月を上回る。

3月の価格-310千円(0.4%)

◇図14:肉用子牛(ホルスタイン)の市場取引価格◇

2月の子牛価格-70千円(11.5%)

・16年1月以降、2カ月連続で前年同月を上回る。

3月の子牛価格-63千円(10.6%)

2月のヌレ子価格-45千円(5.6%)

・16年1月以降、2カ月連続で前年同月を上回る。

3月のヌレ子価格-46千円(▲3.3%)

◇図15:肉用子牛(F1)の市場取引価格◇

2月の子牛価格-227千円(7.4%)

・16年1月以降、2カ月連続で前年同月を上回る。

3月の子牛価格-221千円(3.8%)

2月のヌレ子価格-107千円(▲10.1%)

・15年9月以降、16年1月を除き前年同月を下回る。

3月のヌレ子価格-109千円(▲14.5%)

◇図16:乳用牛への黒毛和種の交配状況(全国平均)◇

平成15年7〜9月-29.3%

・北海道16.3%、都府県40.2%

平成15年10〜12月-28.4%(中間集計)

・北海道14.8%、都府県39.7%
・乳用牛への黒毛和種の交配状況は、全国平均は増加傾向で推移していたが平成10年7〜9月の39.0%を最高におおむね減少傾向となった。


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