月報「畜産の情報」

2010年2月


ALIC


Monthly

目 次


【話題】

違いのわかる消費者を育てる大切さ
経済エッセイスト 秋岡榮子


【需給動向】

-国 内-

主要品目の直近月需給

◇牛 肉 肉専用種子牛などの生産費、前年度をかなりの程度上回る−20年度生産費公表−

◇豚 肉 豚肉価格低迷の中、養豚緊急支援対策講じられる

◇鶏 肉 鶏肉在庫量は減少、国産もも肉卸売価格は堅調に推移

◇牛乳・乳製品 11月のチーズ向け生乳処理量、前年同月を上回る

◇鶏 卵 年末の相場上昇、12月は卸売価格キログラム当たり209円へ

◇飼料 平成22年1月〜3月期の配合飼料供給価格、約500円の値下げ
-海 外-

主要畜産国の需給

◇牛 肉
米 国 順調に拡大する日本向け輸出
E U
豪 州 主要輸出市場における豪州産牛肉需要低迷により輸出減の見込み
 
◇豚 肉
米 国
E U 2010年の豚枝肉卸売価格は前年水準で推移の見込み
◇鶏 肉
米 国
タ イ 2009年第3四半期のブロイラー生産量は回復傾向
ブラジル
 
◇牛乳・乳製品 
米 国 2009年11月の生乳生産量は1%の減少、引き続き2010年も減少する見込み
E U 2009年12月のバターの卸売価格、低下基調に転じる
豪 州 2009/10年度の生乳生産量は前年度比3.1%減の910万キロリットルの見込み
 
◇飼料穀物
ロシア 大豆輸入は鶏肉生産の拡大を背景に急増


【需給解説】

需給動向を把握するための統計解説(牛肉・豚肉編)
食肉生産流通部 食肉需給課


【調査・報告】

「放牧養豚」はアニマル・ウェルフェアにあふれる「第5の作物」
−農事組合法人北海道ホープランド(十勝管内幕別町)−

北海道大学大学院農学研究院 教 授 飯澤理一郎
        〃          准教授 坂爪 浩史
        〃     農学院      脇谷 祐子

飼料用米の持続的低コスト生産の可能性と阻害要因の解明
山形大学農学部 教授 小沢亙


【海外駐在員レポート】

米国における豚肉産業の現状と課題
ワシントン駐在員事務所 上田泰史、中野貴志

EUの家きん肉の動向
〜アニマルウェルフェア基準への対応や鶏肉の高付加価値化への取り組み〜

ブリュッセル駐在員事務所 小林奈穂美、前間聡


【海外トピックス】

◇北 米
米国農務省、新たな酪農支援策を発表
◇欧 州
オランダで2,100 名を超えるQ熱患者を確認
◇オセアニア
温室効果ガスの排出量取引制度導入に向けた法案を巡る動き(豪州)
◇アジア
「いわて牛の夜」開催される(シンガポール)
◇南米
今後10年のアグリビジネスは堅調に発展(ブラジル)



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