需給動向 国内

◆鶏 卵◆

年明け後も前年同月を上回り、卸売価格はキログラム当たり151円


◇絵でみる需給動向◇


 全農「畜産販売部情報」によると、22年1月の鶏卵卸売価格(速報値)(東京・M)はキログラム当たり151円となった。年明け後の相場は、入荷量の急増により低迷(月初キログラムあたり125円)したが、その後回復(月末同185円)し、前年同月比で1.3%高と、12月に引き続き前年を上回った(図6)。さらに総務省「小売物価統計調査報告」によると、22年1月の鶏卵小売価格(東京・L)はパック当たり203円(前年同月比1.0%高)と10カ月ぶりに前年同月を上回り、卸・小売ともに価格が上昇していることがうかがえる。

 一方、21年12月の輸入量は、前年同月比8.5%増の9,542トンと、6カ月ぶりに前年を上回った。最近の内食化傾向の影響を受け、業務・加工筋の荷動きは全体的に低調であったが、12月はケーキ需要や業務向け需要により一定程度盛り上がりが見られたことが、増加につながったとみられる。特に、製菓やアイスクリームなど加工・業務用に広く使用される卵黄粉の伸びが大きく、前年同月比で70.9%増と大幅に増加し264トン輸入された。

図6 鶏卵卸売価格(東京・M)の推移

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