月報「畜産の情報」

2012年11月


ALIC


Monthly

目 次

【話題】

農業環境政策の今後の展望
学習院女子大学 国際文化交流学部 教授 荘林 幹太郎



【需給動向】

-国 内-

◇牛 肉 平成24年8月の期末在庫量、10万トン超の高水準

◇豚 肉 平成24年8月の豚肉輸入量、かなり増加も年度計ではやや減少

◇鶏 肉 平成24年9月の鶏肉卸売価格、引き続き低迷

◇牛乳・乳製品 大手乳業各社、バターの小売価格を200グラム当たり10〜15円値上げ

◇鶏 卵 気温低下に伴い卸売価格が回復

◇飼料 平成24年10月〜12月期、配合飼料価格高騰に対して緩和対策を実施
-海 外-

主要畜産国の需給

◇牛 肉
米 国
E U
豪 州 2012/13年度は肉牛生産拡大が継続、牛肉生産量の増加分は米国、新興市場に
アルゼンチン と畜頭数の増加から生産量は前年同期を上回る
 
◇豚 肉
米 国 子取用めす豚頭数は7四半期ぶりに前年を下回るも、今後の大幅な頭数減少には至らない見込み
E U 豚枝肉価格の高騰は長期化の見通し

◇鶏 肉
米 国
タ イ 国内価格が回復半ばの中、旺盛な生産意欲に輸出価格が応える
ブラジル
 
◇牛乳・乳製品 
米 国 生乳生産量は前年を下回るも、チーズ生産量は増加
E U 生乳生産、前年下回るし
豪 州 2012/13年度の生乳生産、増産予測も不安要素は潜在
 
◇飼料穀物
米国農務省、トウモロコシの期末在庫率を下方修正、期首在庫の引き下げなどを反映
 
◇中国
堅調な国内需要を増産と輸出縮小でカバー、小売価格は安定して推移

【調査・報告】

飼料用米を活用した畜産経営の展開と地域活性化
〜大分県の鈴木養鶏場と高田牧場を事例として〜

別府大学国際経営学部 准教授 中川 隆

25〜35歳の牛肉に対する嗜好、購買行動に関する実態調査
神奈川県農業技術センター畜産技術所 主任研究員 引地 宏二

牛肉の販売意向調査の結果(24年度下期)について
畜産需給部 需給業務課


【海外情報】

ブラジルのトウモロコシ生産の現状
〜南部パラナ州を中心に〜
調査情報部 岡 千晴

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