月報「畜産の情報」

2015年7月


ALIC


Monthly

目 次


【話題】

新たな「酪農及び肉用牛生産の近代化に関する基本方針」の策定に寄せて
東京大学国際高等研究所 サステイナビリティ学連携研究機構 機構長
(食料・農業・農村政策審議会委員及び畜産部会部会長)武内 和彦


【需給動向】

-国 内-

◇牛 肉 枝肉卸売価格、好調続く

◇豚 肉 4月の推定期末在庫、6カ月ぶりに積み増す

◇鶏 肉 むね肉卸売価格、30カ月連続で前年を上回る

◇牛乳・乳製品 バター1万トン、脱脂粉乳5000トンを追加輸入

◇鶏 卵 平成27年5月の鶏卵卸売価格、異例の展開が継続

-海 外-

主要畜産国の需給

◇牛 肉
米 国 と畜頭数の減少に保留傾向高まりの表れ
豪 州 干ばつの長期化に伴い、生産、輸出ともに増加傾向

◇豚 肉
米 国 生産量の回復で豚肉需給は緩和傾向
E U 枝肉価格は低水準だが、上昇基調で推移

◇鶏 肉
ブラジル 2015年1〜3月の鶏肉輸出量、前年からわずかに増加
中 国 2015年の鶏肉生産量、消費量ともに前年並みの見込み

◇牛乳・乳製品
米 国 低迷する国際相場の中で生乳生産は引き続き拡大
E U 生乳出荷増を見込み、乳価は弱含み
豪 州 生乳生産は引き続き堅調も、輸出量は減少
N Z 生乳生産は増加に転じ、国際価格は下落続く
中 国 2014年の乳用牛飼養頭数、生乳生産量ともに前年から増加

◇飼料穀物
世 界 2015年度のトウモロコシの生産量はわずかに減少見込み
米 国 期末在庫は前月の予測値から上方修正



【調査・報告】

酪農家を包み込むさまざまな連携
〜北海道・十勝を中心として〜(前編)

畜産・飼料調査所「御影庵」主宰 阿部 亮

成長産業化ファンドを活用した養豚の6次産業化
〜北海道における「ひこま豚」のブランド化を事例として〜

別府大学 国際経営学部 准教授 中川 隆

「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針」のポイント
農林水産省 生産局畜産部 畜産企画課


【海外情報】

メキシコの牛肉生産および輸出動向
畜産需給部 山神 尭基、調査情報部 横田 徹

中国の最近の牛肉需給動向
調査情報部 木下 瞬、西村 博昭


【農林水産省から】

豚流行性下痢(PED)を防ぐために
〜農場での飼養衛生管理、と畜場等での適切な衛生管理を徹底しましょう!〜

消費・安全局 動物衛生課 家畜防疫対策室


【機構から】

平成27年度畜産業振興事業のうち畜産動産担保融資活用推進事業
(畜産ABL推進体制のモデル実証事業)に係る事業実施主体候補者の 追加公募について

畜産振興部


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