需給動向 海外

◆世 界◆

2017/18年度のトウモロコシ生産量は前年度比3.0%減


米国農務省海外農業局(USDA/FAS)は5月10日、「Grain:World Markets and Trade」において初となる2017/18年度の世界のトウモロコシ需給見通しについて公表した。

これによると、同年度の世界のトウモロコシ生産量は、米国で記録的な豊作となった前年度を下回ることなどから、前年度比3.0%減の10億3366万トンと見込まれている(表9)。

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輸出量は、米国で前年度をかなり大きく下回ると見込まれるものの、豊作が見込まれるブラジルやウクライナで前年度を上回ることから、同2.5%増の1億4974万トンと見込まれている。輸入量は、飼料向け需要が堅調なメキシコやベトナムなどで増加することから、同2.5%増の1億4974万トンと見込まれている。

消費量は、中国やブラジルで飼料向け需要が堅調なことなどから、同0.8%増の10億6230万トンと見込まれている。

これらの結果、期末在庫は、中国で大幅に減少することなどから、同12.8%減の1億9527万トンと見込まれている。

世界の大豆生産量は、前年度比1.0%減

USDA/FASは5月10日、「Oilseeds:World Markets and Trade」において初となる2017/18年度の世界の大豆の需給見通しについて公表した。

これによると、同年度の世界の大豆生産量は、米国やブラジルで単収の低下が見込まれることから、前年度比1.0%減の3億4468万トンと見込まれている(表10)。

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輸出量は、前年度から多くの在庫を繰り越した米国やブラジルで記録的な高水準となることから、同3.4%増の1億4956万トンと見込まれている。一方、輸入量については、中国やEU、中東などの増加により、同4.9%増の1億4776万トンと見込まれている。

消費量(搾油仕向け)は、大豆油の需要が堅調なことに加え、世界的な飼料向け大豆かすの需要増加などを背景に、同3.7%増の3億153万トンと見込まれている。

これらの結果、期末在庫は、ブラジルをはじめとする多くの主要国で取り崩しが進み、同1.5%減の8881万トンと見込まれている。


				

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