月報「畜産の情報」（海外編）

ALIC Monthly

目  次

◇北米: 米・墨間の鶏肉貿易をめぐる状況; ＮＡＦＴＡの実施を巡って米・墨の対立が顕在化; ＵＳＤＡ、ＢＳＥ防止のため死亡牛の処分を制限する意向; 米国の食肉団体、ＦＤＡによる飼料規制強化に反対を表明
◇欧州: ＥＵ、域外でのＥＵ産農産物の販売促進計画を承認; ＥＵ委員会、ＣＡＰ改革規則案を公表; ＥＵの集約的豚肉生産と環境への影響; ＥＵ委員会、ＣＡＰ中間見直しの影響試算を公表
◇オセアニア: 再び動き始めた豪州乳業界の再編; 干ばつの影響で雌牛のと畜が進み、牛群維持が懸念される（豪州）; 牛乳乳製品の消費拡大には専門家の理解も重要 (豪州)
◇アジア（インドネシア、タイ、ほか）: ＡＦＴＡの完全実施に対し、強気の見解表明 (インドネシア); 急激な供給増により鶏卵価格低迷 (タイ); 壊滅の危機に瀕する養鶏・養豚農家 (ミャンマー); 拡大が予想される中国養鶏産業
◇南米: ブラジルで新政権が発足、農業が国の礎に; ブラジル、中国向けに非ＧＭ大豆証明書の発行準備へ; 全国農業連盟による２００３年ブラジル農業の展望; アルゼンチン、２００２年の牛肉輸出が好調

◇特別レポート: シドニー駐在員事務所から－豪州の全国家畜個体識別制度（ＮＬＩＳ）の最近の動向について～ビクトリア州の義務化を中心に
　　　　　１．はじめに
　　　　　２．ＮＬＩＳの経緯
　　　　　３．ビクトリア州におけるＮＬＩＳ義務化の概要
　　　　　４．現在の実施状況と最近の動向
　　　　　５．おわりに; ワシントン駐在員事務所から－酪農家の副産物・乳おす牛による牛肉生産（子牛肉生産と乳去勢肥育）の状況
　　　　　１．はじめに
　　　　　２．子牛肉生産と乳去勢肥育の概要
　　　　　３．子牛肉の生産、流通および消費の構造とその特徴
　　　　　４．乳去勢牛肉の生産、流通および消費の構造とその特徴
　　　　　５．今度の課題と見通し
　　　　　６．おわりに