週報第248号

LIPC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成8年7月2日号(通巻248号)


NZの牛肉生産状況と今後の見通し (full story)

【シドニー駐在員  石橋  隆  6月28日発】 ニュージーランド農業省は、最
近の牛肉需給と今後の見通しについて発表した。これによれば、牛肉輸出価格の
低迷により肉牛農家の収益性が悪化していることなどを反映し、牛肉生産量およ
び輸出量は、95/96年度(10〜9月)をピークに、96/97年度は減少
することが見込まれている。


イギリス産牛製品等の段階的解禁枠組み合意 (full story) 【ブラッセル駐在員 池田 一樹 6月27日発】 イギリス産牛製品等の禁輸 措置の段階的解除に向けての枠組みが、EU首脳会議で合意された。実際の解禁 は今後のイギリスにおけるBSEの防疫対策の達成状況次第となる。また、それ に併せて、1カ月に及んだイギリスの対EU業務非協力政策もようやく撤回され た。
USDA、新市場開発計画の概要を発表 (full story) 【デンバー駐在員 堀口 明 6月27日発】 米国農務省(USDA)は、先 ごろ、経済の発展過程にあり、現在の所得水準は低くとも、将来において米国産 農産物の有望な輸出市場になると見込まれる国々に対する農産物輸出の拡大を目 的とした新市場開発計画の概要を発表した。
日本からの鶏卵輸出が定着 (full story) 【シンガポール特派員 末國 富雄 6月27日発】 5月中旬、農業新聞や養 鶏業界紙に、日本の鶏卵がはるばるシンガポールまで輸出されていることが掲載 された。これは1カ月余りを経過した「その後」について、現地からの報告であ る。当初ほどの人気は薄れたものの、その分だけ現地に定着したといえるだろう。
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