LIPC/WEEKLY
週報「海外駐在員情報」
1996年3月5日号(通巻232号)
ロシアへの家きん肉輸出に暗雲 (full story)
【デンバー駐在員 堀口 明 2月28日発】 ロシア農務省は、米国の家きん
肉の衛生検査体制などが不十分であるとして、この問題の解決が図られない場合
には、今年3月19日以降、米国からの家きん肉輸入を禁止するとの考えを明ら
かにした。
統合後5年を経た旧東ドイツ農業 (full story)
【ブラッセル駐在員 釘田 博文 2月29日発】 90年10月のドイツ統合
以来、旧東ドイツでは、多くの農業支持対策の実施にもかかわらず、農業生産は
大きく低下してきた。しかし、全般的にはようやく回復に転じつつあり、さらに
経営規模が格段に大きいことから、今後のドイツ農業に大きな影響を及ぼすこと
になるだろう。
95/96年度の農家所得見込み40%増 (full story)
【シドニー駐在員 石橋 隆 2月28日発】 豪州農業経済資源局(ABAR
E)によれば、95/96年度の農家所得は、5万2,500豪ドルと前年度に
比べ実に40%増加すると見込まれている。しかしながら、生産する農産物の国
際市況や干ばつ被害からの立ち直りの状況が異なることなどから、経営形態によ
って大きな格差が生じると予想されている。
シンガポールの採卵養鶏 (full story)
【シンガポール特派員 末國 富雄 2月29日発】 鶏卵需要の6割強をマレ
ーシアからの輸入に依存するシンガポールでは、養鶏場が国産鶏卵の新鮮さと安
全性の新聞広告を行って消費促進を図っている。しかしながら、自由競争の下で
厳しい国際競争を余儀なくされている。
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