LIPC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


8年 3月26日号(通巻235号)


スウェーデンにおける鶏卵の表示問題 (full story)

【ブラッセル駐在員 東郷 行雄 3月21日発】 スウェーデンでは、動物愛 護の観点から、産卵鶏を飼養するケージの面積基準について、EU基準よりも厳 しい国内規則を制定した。この面積基準に合致しないケージから生産された鶏卵 に対して、その旨の表示を義務付けていることから、域内における自由な取引の 原則に反するとしてEU委員会は警告を発している。


新政権は食肉産業を救えるか? (full story)

【シドニー駐在員 鈴木 稔 3月21日発】 先ごろ行われた連邦総選挙の結 果、13年ぶりに政権復帰した自由党・国民党保守連合は、農業・環境政策の充 実とともに、労使関係の改革を大きな政策課題としている。特に、食肉加工分野 は労働生産性の向上が緊急課題となっているだけに、新政権の労使関係政策の動 向が注目される。


USDA予算、研究開発などに重点 (full story)

【デンバー駐在員 堀口 明 3月21日発】 クリントン大統領は、今月19 日米国議会に対し、97年度政府予算案を提出した。このうち、農務省(USD A)については、農村開発、研究開発、海外市場開発などの項目に重点が置かれ たものとなっている。


輸出力回復を期待するタイの養鶏業界 (full story)

【シンガポール特派員 横田 徹 3月21日発】 タイの養鶏業界では、タイ 大蔵省関税局が決定した、冷凍鶏肉の輸出に対する飼料原料の輸入関税相当分の 払い戻しについて、直接的な鶏肉の生産コスト引き下げになるものとして、早期 の実施を求める声が高まっている。また、このことは、結果的に海外市場におけ るタイ産鶏肉の輸出競争力回復につながるものとして、大きな期待を抱いてる。


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