週報第257号

LIPC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成8年9月3日号(通巻257号)


USDA、新食肉検査制度導入に向け会議開催(full story)

【デンバー駐在員 堀口 明 8月29日発】 米国農務省(USDA)は、先
に改正を行った食肉検査制度の導入に向けて、関係業界が改正に円滑に対応でき
るよう、危害分析重要管理点監視(HACCP)制度など改正の主要事項につい
て説明する会議などを開催することを計画していたが、この程、一連の会議開催
日程を発表した。

O−157は豪州の対日牛肉輸出にも大ダメージ(full story) 【シドニー駐在員 鈴木 稔 8月29日発】 病原性大腸菌「O−157」に よる食中毒は、牛肉のイメージと消費に大きな悪影響をもたらしているが、日本 国内での消費の停滞は牛肉生産量の約4分の1を日本へ輸出する豪州牛肉産業に も大きな打撃を与えている。
EUの豚飼養頭数、引き続き減少(full story) 【ブラッセル駐在員 東郷 行雄 8月29日発】 EU統計局は、このほど9 6年4月現在の豚飼養動向調査結果を発表した。これによると、EU15カ国の 豚総飼養頭数は前年比0.6%減の1億1,596万頭と94年以来減少傾向が 続いており、96年のと畜頭数見通しも前年を1.2%下回る1億8,579万 頭となっている。
フィリピンのトウモロコシをめぐる動き(full story) 【シンガポール特派員 末國 富雄 8月29日発】 フィリピンのサルバード ール・エスカデロ新農業省事務次官は、7月下旬、ケソン市で開催された定例援 助国会議で「アクション・プラン(AP)」を公表し、農業分野におけるトウモ ロコシと養豚、養鶏の発展の重要性を強調した。また、参加した24の国際機関 や援助国代表に対して9件の畜産、飼料案件を含む88件、総額9億ドルに上る 農業開発計画への援助を要請した。
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