ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成9年7月1日号(通巻296号)


オランダの豚コレラの状況(full story)

【ブラッセル駐在員 池田 一樹 6月26日発】 オランダでは、豚コレラの発生
が続いている。発生件数は本年2月の初発以来、6月中旬時点で284件に上った。
市場対策としての豚の介入買い上げ上限頭数も、約500万頭となり、豚肉市場へ
の影響はしばらく続くものとみられる。


米国、アルゼンチン産牛肉の輸入を解禁(full story) 【デンバー駐在員 本郷 秀毅 6月26日発】 米農務省(USDA)は6月26日、 アルゼンチン産の生鮮、冷蔵および冷凍牛肉の輸入を、8月25日から解禁すると 発表した。これにより、アルゼンチンは、米国向けの生鮮等の牛肉の輸出について、 年間2万トンの関税割当枠が与えられることになる。
輸出食肉検査料金値上げ案に業界猛反発(full story) 【シドニー駐在員 藤島 博康 6月26日発】このほど、豪州連邦政府は輸出向け 食肉検査関連料金の引き上げ計画を発表した。現行の連邦政府による財政負担分を、 受益者であると畜加工業者に求めるという基本方針に、市況低迷に苦しむ食肉業界 からは、業界をさらに窮地に追い込むものとの強い非難の声が上がっている。
マレーシアで見直される山羊乳(full story) 【シンガポール駐在員 伊藤 憲一 6月26日発】マレーシアで、特有の臭気のた め消費者に敬遠されていた山羊乳が、内臓器官の疾病の治療などに有効であるとし て、ちょっとした消費ブームになっている。臭いの少ない山羊乳の供給が消費者に 受け入れられたが、山羊乳の価格は牛乳の数倍するため、このブームがいつまで続 くか注目される。
元のページへ戻る
www.lin.gr.jp