ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成9年11月4日号(通巻314号)


EUにおける子牛の早期と畜制度の効果(full story)

【ブラッセル駐在員 池田 一樹 10月30日発】 EU委員会は、子牛のと畜
を促進し、将来の牛肉生産の抑制を図ることを目的として実施している、子牛の
早期販売奨励金制度および早期処分奨励金制度の運営状況を評価し、農相理事会
に報告した。これによると、両制度ともに費用対効果は上がっているとされ、現
状維持を求めている。

米、カナダへの生体牛輸出に新活路(full story) 【デンバー駐在員 藤野 哲也 10月30日発】 先般、米・カナダ間で北西部 パイロット・プロジェクトが合意され、米国ワシントン州およびモンタナ州から のカナダへの生体牛輸出に対する検疫条件が緩和されることとなった。このこと から、米国では、今後カナダへの生体牛輸出が拡大するものと期待している。
日本向けの増加で豪フィードロット頭数は微増(full story) 【シドニー駐在員 藤島 博康 10月30日発】豪州フィードロット協会(A LFA)と豪州食肉畜産公社(AMLC)によるフィードロット飼養動向調査に よると、9月30日現在の飼養頭数は、昨年12月期以来の拡大傾向を維持し、 前回6月期調査よりも2%増、前年同期比では5割近い増加となった。
煙による被害、農業にも影響(full story) 【シンガポール駐在員 伊藤 憲一 10月29日発】長引くインドネシアの森 林火災、焼き畑による煙(ヘイズ)は、周辺のマレーシア、シンガポールなどの 国々に大気汚染をもたらし、人間に呼吸器系疾患を発症させ、死者もでるなど大 きな国際問題となっているが、この煙害は、人間以外の畜産などの農業分野にも 大きな被害を及ぼしている。
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