ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成9年11月11日号(通巻315号)


ミルクマークがEU通貨統合への参加を支持(full story)

【ブラッセル駐在員 井田 俊二 11月 6日発】 イギリス政府は、10月27
日EU通貨統合への参加を早くとも2002年以降とすることを表明した。これに
対して、同国の酪農家の生乳集荷販売組織であるミルクマークは、早期の参加を働
きかけているが、その背景には、為替変動による農家所得への悪影響を緩和する狙
いがある。


米国、食品安全性教育キャンペーンを開始(full story) 【デンバー駐在員 本郷 秀毅 11月5日発】食品の安全性確保に対する関心が 高まる中、米農務省(USDA)および米健康保健省(HHS)は、クリントン政 権による食品安全性確保対策(Food Safety Initiative)に基づき、食品業界や消 費者団体と協同で、食品安全性確保のための消費者教育キャンペーンを開始した。
豪州食肉関係団体再編の進捗状況(full story) 【シドニー駐在員 鈴木 稔 10月31日発】 豪州では、現在、食肉関係団体(特 殊法人)の再編が進められているが、先頃、豪州食肉畜産公社(AMLC)及び食 肉研究公社(MRC)の業務を引き継ぐ新会社の名称が決定されるとともに、事業 規模、資産額等が明らかになりつつあり、具体像が浮かび上がってきた。
急増するシンガポールの冷凍鶏肉の輸入量(full story) 【シンガポール駐在員 外山 高士 11月 6日発】 シンガポール政府の発表し た貿易統計によると、96年の豚、鶏肉の輸入量はともに前年を上回ったものの、 牛肉は前年をやや下回った。鶏肉はこれまでと同様、マレーシアからの生体輸入が 中心であったが、冷凍鶏肉の輸入量が増加しており、小売形態に変化が見られると 思われる。
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