ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成9年9月2日号(通巻305号)


EUにおける96年農産物生産者価格(full story)

【ブラッセル駐在員 井田 俊二 8月28日発】EU統計局は、96年の農産物生産者
価格指数を発表した。これによると、農産物全体では前年を2.7%下回った。なお、部
門別にみると、耕種部門は3.7%、畜産部門では1.5%下回る結果となった。


rBSTフリー表示をめぐる裁判が司法決着(full story)

【デンバー駐在員 藤野 哲也 8月28日発】 乳業会社が合同で、rBST(合成牛
成長ホルモン)を使用していない生乳から製造された乳製品にその旨を表示できないのは、
消費者への情報提供の権利を犯すものだとして、イリノイ州を訴えていた裁判は、
“rBSTフリー”という表現をしないことを条件に司法決着が図られた。



96年の豪州食肉パッカーランキング(full story)

【シドニー駐在員 鈴木 稔 8月27日発】 先頃、オズミートは、96年の食肉パッカー
上位25社のランキングを発表したが、これによれば、第1位のオーストラリア・ミート
・ホールディング(AMH)社以下上位25社の枝肉処理量は約157万トンで豪州全体
の62.7%を占めている。



タイ鶏卵業界、バーツ安で輸出増加へ意欲(full story)

【シンガポール駐在員 山田 理 8月28日発】  タイでは、急速な生産増加による供
給過剰により、昨年末から、鶏卵の価格が低迷している。鶏卵業界では、香港など海外へ
の輸出増加を目指しているが、最近の大幅なバーツ安を契機に、鶏卵の輸出がさらに伸び、
国内の鶏卵需給状況の改善に繋がるものと期待している。



元のページへ戻る
www.lin.gr.jp