ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成10年12月8日号(通巻367号)


チェコがEU産豚肉の輸入についてEUと協議(full story)

【ブラッセル駐在員 井田 俊二 12月3日発】チェコ共和国政府は、低価格の
EU産豚肉が輸入された結果、国内の豚肉価格が大幅に下落したとして、EUとそ
の対策を協議した。当初、チェコが対抗措置として提案した輸入関税率の引き上げ
は見送られたが、EUは今後同国に対して何らかの措置を取ることになるとみられ
る。


米国民の9割が感謝祭を七面鳥料理でお祝い(full story) 【デンバー駐在員 藤野 哲也 12月3日発】米国では、感謝祭(サンクスギビ ングデー)を家族と共に七面鳥などの伝統的な料理でお祝いする習慣となっている。 この日に限っては、日頃外食や中食を利用する傾向が高い米国人でも、その多くが 台所で夕食の準備をする慣習が残っているという調査結果が発表された。
牛肉消費の減少続く、豪州食肉消費動向(full story) 【シドニー駐在員 藤島 博康 12月3日発】このほど豪州統計局(ABS)が 発表した97/98年度(7月〜6月)食品消費動向調査によると、1人当たり年 間牛肉消費量は前年度より3.2%と比較的大きく減少した一方、家きん肉の消費 量は同8%増加しており、牛肉から家きん肉へのシフトという長期的な食肉消費傾 向を継続する結果となった。
養豚場で日本脳炎が流行(マレーシア)(full story) 【シンガポール駐在員 外山 高士 12月 3日発】 マレーシアでは、養豚場 の従業員などに死亡者も出るなど日本脳炎が流行している。また、豚肉から感染す るなどのうわさが流れ消費者の豚肉離れを起こしたり、予防接種ワクチンが不足す るなど、政府はこの病気への対応と啓もうに苦慮している。
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