ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成10年7月14日号(通巻346号)


EU98年度農産物政策価格パッケージ(full story)

【ブラッセル駐在員  池田  一樹 7月7日発】EU農相理事会は6月末、98年
度の農産物政策価格パッケージ案に合意した。これにより介入価格などの政策価格
が決定した他、雄牛特別奨励金のクオータの暫定的削減の延長、季節是正奨励金の
運用に当たっての特例措置、牛肉関連のPR活動へのEUの助成、動物愛護に関す
る枠組みなどを決定した。


USDA、農産物輸出促進事業対象数量を発表(full story) 【デンバー駐在員 本郷 秀毅 7月9日発】米農務省(USDA)は6月30日、 輸出奨励計画(EEP)および乳製品輸出奨励計画(DEIP)の今後1年間(98 年7月〜99年6月)の商品別割当対象数量を発表した。実際の配分については、 市場条件を見極めながら実施するとしており、今後のUSDAの対応が注目される。
食肉業界の新体制が始動(豪州)(full story) 【シドニー駐在員 野村 俊夫 7月7日発】豪州では、7月1日をもって食肉 (牛肉および羊肉)業界の新体制が始動した。豪州食肉畜産公社(AMLC)、豪 州食肉研究公社(MRC)および食肉産業協議会(MIC)の3団体が解散し、ミ ート・ライブストック・オーストラリア(MLA)を含む民間3団体が新設される など、体制が一新された。
供給不足により、タイの豚肉価格が上昇(full story) 【シンガポール駐在員 伊藤 憲一 7月9日発】タイの豚の価格は、昨年の通貨 危機の影響を受けて本年1月には底値となったが、養豚農家の生産縮小などによる 供給頭数の減少により、徐々に回復している。タイの養豚団体は、来年まで生産頭 数の減少が見込まれているため、引き続き同価格が上昇するものと楽観視している。
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