ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成10年7月21日号(通巻347号)


デンマークにおける機能性食品促進プロジェクト(full story)

【ブラッセル駐在員 井田 俊二 7月16日発】 デンマークのエージェンシー
であるインベスト・イン・デンマークでは、食料および農業関連産業分野におけ
る海外からの投資促進プロジェクトとして機能性食品を対象とした活動を展開し
ている。機能性食品を今後、成長の期待できる有望製品と位置付けている。


米、テキサス州などで干ばつ被害が広がる(full story) 【デンバー駐在員 藤野 哲也 7月16日発】テキサス州やフロリダ州などの 米国南東部を中心に、干ばつの被害が拡大している。こうした中、クリントン大 統領は、とりわけ被害の大きいフロリダ州全域を対象に、緊急保全計画などの災 害援助対策を発表した。今後とも降雨に恵まれない場合、農作物などに甚大な影 響が出るものと懸念されている。
規制緩和で、飲用向け乳価は引き下げ(full story) 【シドニー駐在員 藤島 博康 7月16日発】 この7月1日から、ニューサウ スウェールズ(NSW)州では、飲用乳取引について、価格や流通に関する行政 規制が一部緩和された。この影響で飲用向け生産者乳価は引き下げを強いられた ものの、小売価格は据置き状態にあり、現在のところ消費者への利益という規制 緩和の意図は発揮されていない。
新政権に輸入牛への補助を要望(フィリピン)(full story) 【シンガポール駐在員 外山 高士 7月16日発】 今月誕生したフィリピンの 新政権に対し同国の生産者団体は、輸入肥育素牛などに対する新たな補助を要望 した。昨年の通貨下落以降、輸入品の価格高騰により生産コストが上昇し、経営 が困難となっている農家が増加しているためで、新大統領の手腕が期待されてい る。
元のページへ戻る
www.lin.gr.jp