ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成10年3月17日号(通巻330号)


BSTの安全性に関する報告(full story)

【ブラッセル駐在員 池田 一樹 3月12日発】食品添加物に関するFAO/W
HO合同専門家委員会(JECFA)は5日、牛ソマトトロピン(BST)は、
適正に使用されれば消費者に無害であるとする報告を発表した。BSTは泌乳量を
10〜15%増加させる効果を有するホルモンで、米国など20カ国以上で既に販
売が許可されている。


米国、畜産経営体に対する水質保全対策を発表(full story) 【デンバー駐在員 本郷 秀毅 3月12日発】米環境保護庁(EPA)は3月5 日、畜産経営体に起因する環境および公衆衛生問題を解決するための水質保全対策 の草案を発表した。これが実行に移されれば、畜産経営体に対する環境規制はさら に強化されることになる。
ニュージーランド、乳価支払方法を変更(full story) 【シドニー駐在員 藤島 博康 3月13日発】このほど、ニュージーランド・デ イリー・ボード(NZDB)は、酪農協に対する支払乳価について、今年6月から、 製品の付加価値への評価を組込んだ方式に変更すると発表した。付加価値乳製品の 開発は、従来から戦略的に推進されていたが、この変更によって一層加速しそうだ。
増加するシンガポールの鶏肉消費量(full story) 【シンガポール駐在員 外山 高士 3月12日発】 シンガポール政府の調査に よると、同国では動物性たんぱく質のうち鶏肉が最も多く消費されており、そのシ ェアは拡大傾向で推移している。ファストフードなどの進展が主な理由であるが、 外食の機会の多い同国では、鶏肉の消費は増加傾向で推移するものと見られている。
元のページへ戻る
www.lin.gr.jp