ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成10年10月13日号(通巻359号)


EUが中・東欧諸国農業の現状と需給見込みを報告(full story)

【ブラッセル駐在員 井田 俊二 10月 8日発】EU委員会は、この度、ポー
ランドなど中・東欧諸国10カ国における農業の現状と2003年までの主要農産
物の需給見込みに関する報告を公表した。EUへの加盟を申請している中・東欧5
カ国が加盟を果たし、単一市場が形成されることを前提とした報告となっている。


波紋を広げる米・加間の農畜産物貿易紛争(full story) 【デンバー駐在員 本郷 秀毅 10月8日発】米国サウスダコタ州に端を発する カナダ国境沿いの5州によるカナダ産農畜産物の輸入規制問題は、米国の肉用牛生 産者団体による国際貿易委員会(ITC)へのアンチダンピング調査などの提訴へ と発展した。米加両国政府は10月8日、このような事態を打開するための緊急協 議を開催した。
豪州総選挙、農業関係者は結果を概ね歓迎(full story) 【シドニー駐在員 藤島 博康 10月8日発】豪州連邦議会上下院の同時選挙は 3日に投票を終え、自由党と国民党による現行の保守連合与党の政権維持が確実と なった。公約とした税制改革の実現などには困難も予想されているが、農業関連団 体は、一部を除き、農産物貿易の一層の自由化を旗印とする保守連合の勝利を歓迎 している。
シンガポールで唯一の山羊農場(full story) 【シンガポール駐在員 伊藤 憲一 10月 8日発】シンガポールの数少ない農 業にあって、同国に唯一の山羊農場がある。96年に3人の兄弟により設立された 同農場は、現在では約500頭規模に拡大するとともに、その山羊乳が健康に良い という口コミで評判が広まり、宅配を主にして販売を行っている。将来の飼養規模 は1,500頭が目標という。
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