ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成11年4月27日号(通巻385号)


デンマークのオーガニック酪農家、農業利益4割増(full story)

【ブラッセル駐在員 池田  一樹 4月22日発】デンマークではオーガニック酪
農家の経営収支が向上していることが、同国食糧農水産省の農水産経済研究所の調
査で明らかになった。一般酪農家と比べても高い利益が得られている。


米、豚肉チェックオフ制度の全体投票実施へ(full story)

【デンバー駐在員 藤野 哲也 4月21日発】豚肉チェックオフ制度の反対団体
は、肉豚生産者などからチェックオフ制度の全体投票に必要な署名数が得られたと
発表した。これにより、全体投票が今秋にも実施されることとなる。一方、牛肉チ
ェックオフ制度の全体投票については、実施に必要な署名数を集めることが困難な
状況にある。


豪州フィードロット頭数、増加傾向を維持(full story)

【シドニー駐在員 藤島 博康 4月21日発】このほど、豪州フィードロット協
会(ALFA)は四半期ごとのフィードロット飼養動向調査を公表した。これによ
ると、99年3月31日時点での飼養頭数は97年から続く増加傾向を維持し、5
5万703頭と調査実施以来、過去最高を記録した。


豪州から豚肉を空輸で手当、シンガポール(full story)

【シンガポール駐在員 伊藤 憲一 4月22日発】ニパ・ウイルスの進入を阻止
するため生体豚の輸入を禁止したシンガポールでは、一時的に市場から豚肉が消え
たものの、最近、量販店などでは中華料理などに欠かせない豚肉の需要を満たすた
め、豪州から空輸した冷蔵豚肉を販売している。しかし、価格は従前に比べかなり
割高となっている。


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