ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成11年6月1日号(通巻389号)


EUの豚肉生産増は暫く続く見込み(full story)

【ブラッセル駐在員 池田  一樹 5月27日発】EU委員会の豚肉常設委員会予
測グループによると、EUの本年の豚肉生産は前年比60万トン程度の増産が見込
まれている。市場価格は底を打ち、第3四半期からは過去最低を記録した前年を上
回って推移するものと予測しているが、2年前に比べると依然としてかなり低いレ
ベルとなっている。


アルゼンチンの牛と畜頭数、99年は平均水準に回復か(full story)

【ブエノスアイレス駐在員  浅木  仁志  5月27日発】アルゼンチンの牛と畜頭数
は、94年以降おおむね減少傾向で推移してきたが、99年のと畜頭数は、前年の
家畜保留の傾向から一転して市場への供給が増え、97年以前の平均水準に回復す
ることが予想されている。


農業技術者の人材不足が深刻化(豪州)(full story)

【シドニー駐在員 野村 俊夫 5月17日発】先般、豪州の著名な大学の研究者が、
農業分野では有能な技術者に対する求人が大幅に増加しているにもかかわらず、こ
れに該当する人材が大幅に不足しつつあるとの深刻な懸念を明らかにした。


合弁事業に取り組むタイ乳業界(full story)

【シンガポール駐在員 伊藤 憲一 5月27日発】タイで乳飲料の販売シェアが
業界第2位のダッチ・ミル社は、子会社のデーリー・プラス社との合弁事業を第3
位のネスレ社に働きかけている。乳業界では、これが成功すると第1位のフォア・
モースト社に直接影響するとみており、その動向を注目している。


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