ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成13年3月20日号(通巻476号)


EU全体に波及する口蹄疫の影響(full story)

【ブラッセル駐在員 山田 理 3月15日発】フランス農漁業省は3月13日、北
西部マイエンヌ県で口蹄疫の発生を確認したと発表した。先月20日のイギリスでの
口蹄疫発生後、欧州大陸での発生確認は初めて。EU委員会は、フランスからの家
畜などの輸出を禁止した。一方、米国やカナダなどはEU全域を対象に家畜、食肉
など輸入禁止措置を導入するなど、口蹄疫の影響はイギリスやフランスだけでなく、
EU全体に波及している。


カナダ、米国産トウモロコシ輸入は損害なしと認定(full story)

【ワシントン駐在員 渡辺 裕一郎 3月15日発】カナダ国際貿易裁定委員会は
3月7日、米国産トウモロコシの輸入によるカナダ国内の生産者における損害はな
いと認定した。これは、昨年10月に自らが下した仮認定を覆すものであり、これま
で暫定的に課せられていたダンピング防止税および相殺関税は還付されることとな
る。申し立てを行っていたマニトバ州の生産者団体は、カナダ関税税務庁がダンピ
ングや補助金の事実を正式に認めた矢先であるだけに、衝撃と失望の色をあらわに
している。


鶏卵表示の全国基準策定(豪州・NZ)(full story)

【シドニー駐在員 幸田 太 3月15日発】豪州およびニュージーランドの関係
閣僚で構成される農業資源管理評議会(ARMCANZ)は3月9日、鶏卵パッケ
ージに、採卵鶏の飼養形態を表示する旨を決定した。今回の決定は、当面は鶏卵生
産者の自主的対応とされているものの、鶏卵品質保証プログラムの中で義務化され
る見込みで、販売価格への転嫁も懸念されている。


豚肉の輸出を促進(ベトナム)(full story)

【シンガポール駐在員 小林 誠 3月15日発】ベトナム農業・農村開発省(M
ARD)は、昨年約1万2千トンだった豚肉の輸出を、2005年までに7万トン、20
10年には14万トンにまで伸ばすことを目標として、家畜生産・輸出ユニオンの活動
を強化する方針を表明した。この目標を達成するため、MARDでは、香港やロシ
アなど、同国の伝統的市場のほかに、アジア市場への輸出を拡大していきたいとし
ている。


アルゼンチン、パンパでの口蹄疫発生を確認(full story)

【ブエノスアイレス駐在員 浅木 仁志 3月16日発】3月16日、アルゼンチン
家畜衛生当局は、国際獣疫事務局(OIE)に対し、パンパ地域で口蹄疫の発生を
確認したことを通知した。この通知に先立ち、同国家畜衛生当局は、米国、カナダ、
チリなど主な輸出先国向けの食肉輸出許可書の発行を一時的に停止するなどの措置
を講じている。

 

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