週報「海外駐在員情報」


平成18年8月29日号(通巻733号)


◎北緯50度以北でブルータングの感染を初めて確認(EU) (full story)

【ブリュッセル駐在員 和田 剛 平成18年8月23日発】欧州委員会は8月18日、オランダ南部でブルータングに
感染した羊が発見された旨の報告が同国よりあったことを公表した。これまで、EUでは、イタリアやスペ
インなどの比較的緯度の低い国々でその発生が確認されていたが、北緯50度以北での同疾病の感染確認は初
めてとなる。さらに、8月21日には隣国のベルギーおよびドイツにおいても羊および牛への感染が確認され
ており、各国では監視区域などを設定し、感染拡大の防止に努めている。      

◎米国食肉業界、収益性の拡大に向けた取り組みが進展 (full story)

【ワシントン駐在員 唐澤 哲也 平成18年8月23日発】世界最大の穀物会社であり食肉大手でもあるカーギ
ル社と、米国の食肉最大手であるタイソンフーズ社は、8月17日、7月31日にそれぞれ、2006年度における
直近の四半期の業績を公表した。今回公表された両社の業績は、対照的な結果となっており、収益性の拡大
に向けた今後の取り組みもこれを反映したものとなっている。  

◎肉牛価格、当面は急激な下落を回避と予測(豪州) (full story)

【シドニー駐在員 井田 俊二 平成18年8月24日発】 豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)は、8月、豪州
牛肉産業における2010年までの需給予測(今年2月公表の改訂版)を公表した。これによると、豪州の肉牛
価格は、国内の干ばつおよび日本など北アジアにおける米国産牛肉の輸入再開といった変動要因はあるもの
の、短期的に見ると、急激な下落は回避され、当初の見込みよりも緩やかに推移すると予測している。
  


◎上半期の豚肉生産は堅調に推移(フィリピン) (full story)

【シンガポール駐在員 林 義隆 平成18年8月24日発】フィリピン農務省農業経済局(BAS)は8月11日、2006
年上半期の農業生産状況を公表した。農業部門全体における上半期生産量は、前年同期比4.9%増となり、第
1四半期に引き続き堅調な伸びを示している。部門別に見ると、畜産、家きん、作物、水産の4部門中、家
きんを除く3部門が前年同期を上回っており、特に水産部門(同8.1%増)と作物部門(同4.9%増)の好調
さが目立っている。                                                          
  農業総生産額の47%を占める作物部門は、米(もみ米)、トウモロコシの生産量が前年同期をかなりの程
度上回ったが、農業総生産額の26%を占める畜産および家きん部門では、豚肉、酪農および鶏卵が前年同期
を上回った。                 

◎アルゼンチン、畜産部門に関する調査結果を公表  (full story)

【ブエノスアイレス駐在員 横打 友恵 平成18年8月23日発】アルゼンチン牛肉振興機関(IPCVA)は、一般消費
者を対象に実施した畜産部門に関する調査結果を公表した。これによると、アルゼンチン経済にとっての牛
肉産業の重要性は認めているものの、輸出向け牛肉が国内消費向けより高品質であると信じているなど、畜
産部門の各段階での作業に対しての認識不足であることが明らかとなったとしている。
                                               



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