週報「海外駐在員情報」


平成18年6月27日号(通巻725号)


◎家きん分野に対する特別市場対策を承認(EU)(full story)

【ブリュッセル駐在員 和田 剛 平成18年6月21日発】EUの家きん肉・鶏卵管理委員会は21日、欧州委員会
から提出されていた鳥インフルエンザ発生による家きん肉および卵の需要の低迷に対処するための加盟国
が実施する対策について承認した。今回の承認された対策は、生産者が実施した一時的な生産抑制対策に
対する加盟国の補償を対象とし、民間在庫補助といった流通段階における在庫対策は対象外とした。


◎CFIA,BSE5例目の疫学調査を終了 (full story)

【ワシントン駐在員 犬飼 史郎 平成18年6月21日発】カナダ食品安全庁(CFIA)は6月16日、本年4月
に確認された同国で5例目のBSE感染牛であるブリティッシュコロンビア州の乳牛に関する疫学的調査
を終了したことを公表した。感染牛の同居牛および子牛を含む148頭を追跡調査するとともに感染牛に給与
された飼料の調査が行われた。CFIAは感染源を特定できなかったとしている。

○米国農務長官による日本との牛肉貿易再開のための合意に関する声明


◎2006/07年度の冬穀物生産量、減少を予測(豪州)(full story)

【シドニー駐在員 横田 徹  平成18年6月22日発】豪州農業資源経済局(ABARE)は6月20日、四半
期ごとに発表している最新の穀物生産予測を発表した。今回の報告によると、06/07年度の冬穀物の生産量
は、降雨量が例年を大きく下回っていることが影響し、各州で軒並み作付けの遅れがみられることから、
作付面積、単収ともに前年度を下回ると予測している。一方、夏穀物については、作物ごとに生産量が異
なるものの、全体としては前年度を上回るとみている。

○2005/06年度のフォンテラ社の生乳集荷量、過去最高水準に到達(NZ)


◎タイのアイスクリーム市場は着実に拡大(タイ)(full story)

【シンガポール駐在員 林 義隆 平成18年6月22日発】 タイにおけるアイスクリームの販売は、暑季と呼ばれ
る3月から5月にかけてピークを迎える。例年、各メーカーは年間販売量の拡大に向け、この時期に新規
の販売戦略を策定しているが、今年のアイスクリーム市場は昨年より5%増の約100億バーツ(約300億円
:1バーツ=3円)と推定されており、各社とも新製品の投入、販売網の整備などによりシェアの拡大を
目指している。


◎ウルグアイ、2006年の牛肉輸出も好調と見通し (full story)

【ブエノスアイレス駐在員 横打 友恵 平成18年6月21日発】ウルグアイ国立食肉院(INAC)は、メキシコ向
け輸出が間もなく解禁されるとの期待に加え、アジア市場への輸出促進活動などにより、ウルグアイ産牛
肉の輸出をめぐる状況に明らかな変化が見え始めているとして、2006年の輸出総額は10億ドルを超えると
いう明るい見通しを示している。

○ウルグアイ、日本向け加熱処理施設が認定される




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