週報「海外駐在員情報」


平成19年8月21日号(通巻779号)


◎欧州委、2014年までの主要農産物の需給見通しを公表 (full story)  
                                                             
【ブリュッセル駐在員 小林 奈穂美 平成19年8月14日発】欧州委員会は、2007年から2014年におけるE
Uの畜産物などの主要農産物の需給に関する見通しを公表した。これによると、豚肉、家きん肉および乳
製品市場は拡大傾向で推移するが、牛肉の生産量については、引き続き減少傾向で推移すると見通してい
る。また、2006年の鳥インフルエンザの影響で大きく落ち込んだ食肉消費量については、2014年にはおお
むね回復すると見通している。   

◎米国農務省、全国家畜個体識別制度における畜産生産者団体との連携を強化(full story)

【ワシントン駐在員 唐澤 哲也 平成19年8月15日発】米国農務省は8月2日および8日、全国生乳生産
者連盟、米国アンガス協会と全国家畜個体識別制度の推進を目的とした協力協定(Cooperative agreement)
を締結したことを公表した。この連携強化は、本制度の基礎となる農場登録を加速するため、同省が2月
に公表した畜産団体などに対する協力要請に基づくものである。本年初頭以降、全米豚肉ボード、全米農
業後継者機構および米国家畜個体識別機構が同省との協力協定を締結していた。 

◎肉牛・牛肉価格は短期的に前年を下回る水準を予測(豪州)(full story)                                
 
【シドニー駐在員  井田 俊二 平成19年8月16日発】豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)は8月6日、
2007年肉牛・牛肉産業需給予測の期中改訂版を公表した。今年2月の公表では、豪州産牛肉の需給に影響
を及ぼす要因として、干ばつの状況や米国産牛肉の日本、韓国市場への輸出状況を踏まえ需給予測を行っ
ているが、改訂版では、これに加えて豪ドル高の進行が短期的に見て輸出価格や肉牛価格に大きな影響を
及ぼすと指摘している。このため、豪州の肉牛・牛肉価格は、2007年後半から2008年にかけて前年を下回
る水準で推移すると予測している。

◎継続発生する家畜疾病(ベトナム)(full story)

【シンガポール駐在員 林 義隆 平成19年8月16日発】ベトナムでは、今年3月中旬に同国紅河デルタ地
方のハイズン省において豚繁殖・呼吸器障害症候群(PRRS)の発生が確認され、その後、6月下旬以
降、同国中部地方の4省市において新たに発生が報告されている。現在、関係省市などでは、豚および豚
肉の移動制限の強化や消毒などPRRS拡大防止に向けた対応を実施している。       

◎アルゼンチン、EU向け牛肉のラベル表示を承認 (full story)

【ブエノスアイレス駐在員  横打 友恵 平成19年8月15日発】アルゼンチン農牧漁業食糧庁は8月1日、EU向
け牛肉および牛肉製品のラベル表示の基準と条件を正式に承認したSAGPyA決議第3/2007号(7月
26日付け)を官報に公布した。 同決議では、EU向け輸出牛肉に対する義務的表示および自発的表示と
その適用のための一般事項を規定することを目的としており、主に自発的表示にかかる事項、手続き、主
管当局である国家動植物衛生機構による審査、承認および管理方法、さらに不履行の場合に適用される罰
則に重点が置かれている。    




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