◎地域便り


共進会で高校生の出品牛が入賞

宮崎県 菊池 令



 今年で第47回を数える宮崎県畜産共進会は、 主会場を児湯 (こゆ) 郡新富町の児
湯地域家畜市場とし、 10月6〜7日に開催された。 県内各地から肉用種種牛70頭、 
乳用種種牛60頭、 種馬20頭が出場した。 

 審査の結果、 肉用種種牛の部のグランドチャンピオンには第3類 (生後12〜16ヵ
月で同一種雄牛から生まれた雌3頭1組) に出品された 「ふくひめ」 (小林市 谷
之木秀幸氏)、 「ひでこ」 (同市 鬼塚稔氏)、 「ふくえ」 (同市 河野哲慶氏) が選ば
れた。 また、 高鍋農業高校から出品された 「ひでこ3」 が肉用種種牛の部第1類
 (生後12〜18ヵ月) で優等3席に輝き、 高校生と 「ひでこ3」 には出席者から大き
な拍手が送られた。 

 期間中、 会場には 「ふれあい広場」 が設けられ、 「宮崎牛」 の試食や乳製品その
他特産品の販売のほか、 県内で生産供給されているたい肥の展示販売、 肉用牛相談
所の開設、 畜産試験場で開発された新技術の紹介が行われた。 


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