宮崎県/横山 三千男
第48回宮崎県畜産共進会枝肉の部が10月24日、 北諸県 (きたもろがた) 郡高崎 町の (株) くみあい食肉高崎工場で開催された。 県内各地区より選ばれた去勢牛 100頭が出品され、 その成果を競い合った。 審査の結果、 全体の成績には一段と向上が見られ、 肉質の5段階評価で最も良 い5等級が52頭、 4等級が40頭、 合わせると全体の92%を占めた。 100頭の頂点 に立つグランドチャンピオンにはJA都城の吹上忠義氏が生産した枝肉が選ばれた。 その成績は枝肉重量478.7kg (大会平均値449.4kg)、 歩留まり66.1% (64.2%)、 ロース芯面積71平方センチメートル (61平方センチメートル)、 BMS (脂肪交雑) は最高値の12 (7.7) と素晴らしい結果であった。 表彰式のあとセリが行われ、 どの枝肉も高値で取引された。 最後に 「大事に育てました。 よろしくお願いしま す」 と吹上氏のあいさつのあと、 グランドチャンピオンの枝肉が競られ、 単価8, 000円/kg、 販売金額3,829,000円と高値で取引された。 【グランドチャンピオンに輝いた枝肉を生産した吹上忠義氏】元のページに戻る