◎地域便り


新鮮な 牛乳飲むなら 愛知産

愛知県 佐野敏幸

 愛知県は、 製造品出荷額が38兆円余と全国第1位の工業県である一方、 平成7

年2月1日現在の乳用飼養頭数が50,200頭で全国第7位、 平成6年の生乳生産量

が256, 450トンで全国第6位というように全国でも有数の酪農県である。 しかし、 

愛知県でこんなに多くの乳用牛が飼養され、 新鮮な生乳が生産されていることが

消費者には十分浸透していないのが現状である。 



 そこで、 これらのことを消費者にPRしつつ、 地元産の新鮮な生乳から生産され

る牛乳・乳製品の消費促進並びに、 牛乳に関する知識の普及啓蒙を図るために、 

愛知県牛乳普及協会の主催で牛乳消費拡大標語コンクールが開催された。 



 7年8月10日から11月30日までの約3ヵ月間の応募期間で、 県下一円から728人

の応募があり、 1,180点の作品が寄せられた。 



 この中から選考の結果、 最優秀賞には稲沢市の主婦宮川いずみさん (32歳) の

作品、  「新鮮な 牛乳飲むなら 愛知産」 が選ばれた。 また、 優秀賞には名古屋

市守山区の公務員加藤昭さん (40歳) の作品、  「もう一杯 愛知のミルクで 健

康づくり」 が選ばれ、 その他に優良賞8点、 佳作20点が選ばれた。 



 今回選ばれた標語は、 パネル、 ポスター、 ステッカー等に使用され、 様々な場

所で消費者の目にとまることとなるだろう。 


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