◎地域便り


第40回関東ブロック家畜商団体協議会開催

群馬県/石倉 孝良

 3月21日群馬県伊香保町で第40回関東ブロック家畜商団体協議会が開催された。 

この協議会は関東1都6県の家畜商商業協同組合が構成員となっており、 今回は

幹事県であるため、 本県での開催となった。 来賓を含め、 各県から総勢110人が

出席した。 



 まず最初に昨年11月群馬県玉村町で開催された 「第37回関東肉牛枝肉共進会」 

の表彰式が行われた。 最優秀賞は黒毛の部では千葉県が、 交雑種の部では東京都

が獲得し、 総合優勝は群馬県であった。 その後 「育種価に基づく和牛の改良」 及

び 「肉用牛のビタミンA欠乏症」 について研修会が開かれ、 国際競争力のある高

品質牛肉を生産するために熱心な討議が交わされていた。 また、 「最近の和子牛

価格の上昇」 や 「後継者問題」 等についても活発な意見交換が行われた。 次回は

茨城県で開催される予定であるが、 共進会出品関係者は今から熱い戦いを繰り広

げている。 



 今回の事務局群馬県家畜商商業協同組合のある前橋家畜市場を紹介したい。 当

市場は成牛及び子牛の取引が月6回、 初生牛は月4回開催されており、 平成8年

1〜4月の取引頭数の実績は、 成牛6,985頭、 子牛1,749頭、 初生牛8,813頭とな

っている。 また、 平成7年度からは初生牛用の体重計を購入し、 体重測定と月齢

の把握を励行しており、 家畜流通の適正化に努めている。 また、 関越自動車道前

橋ICから3分という地の利を生かして、 今後はますます期待される家畜市場にな

るべく関係者一同努力している。 



 お問い合わせ先

  TEL 0272−51−3178 前橋家畜市場




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