第17回上川管内酪農研修大会 (主催:上川乳牛検定組合連合会) が2月19日、 旭川市内のホテルで開催され、 酪農家など約80名が参加した。 今回の研修会では、 農業用のコンピュータソフトを開発している酪農機器会社 の 「情報化社会と酪農」 についての講演があった。 このなかで、 急速に進むパソ コンの利用、 インターネットの利用状況、 ビジネスでの実用例などが紹介された。 また、 帯広畜産大学からは 「搾乳ロボットの実用性と普及への課題」 について、 先進国オランダや帯広畜産大学農場の、 現場での2事例がビデオ等で紹介された。 搾乳ロボットの導入には、 ボックス2〜3台で4〜5千万円の資金が必要にな る。 これらの問題点と対策として、 乳牛規模・労働コスト・畜舎様式と飼養管理 方式・ロボットの設置場所とレイアウト・牛体の管理など質疑応答に熱が入り、 制限時間を2時間もオーバーしてしまった。 指導関係者は、 酪農家の関心の大き さに驚いていた。元のページに戻る