飼 料 |
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前年同月をわずかに下回る 12月の配合飼料の生産量は、 227万6千749トン (▲1.4%) であった (図1)。 これは9年1月からの配合飼料価格の引き下げを前に注文が手控えられることを 見越して、 生産が控えられたためと見られる。 肉豚用の生産が、 昨年7月以降、 前年同月を上回っているが、 これは、 価格の 高い子豚用から肉豚用へ早めに切りかえられていること、 肥育期間を延長し出荷 体重の増加を図っていることなどが要因と見られる。
輸入価格は10月をピークに下落続く 1月のとうもろこしの輸入量は、 88万4千387トン (3.1%) と前年同月をやや 上回った (図2−1)。 とうもろこしの輸入価格は、 10月をピークに下落傾向にあり、 前月より670円 値を下げたものの、 2万146円/トン (20.7%) と依然として前年同月を大幅に 上回っている (図2−2)。
前年同月を大幅に上回る 11月の配合飼料工場渡価格 (全畜種加重平均) は、 4万308円 (19.2%) であ った (図3)。 とうもろこしの国際価格がアメリカの生産拡大により下落したこと等から配合 飼料価格は、 昨年10〜12月期に続き、 1〜3月期についても約2,000円/トン(全 畜種加重平均) の引き下げとなった。 1〜3月期も引き続き、 価格安定制度による通常補てん (2,300円/トン) が 行われる。
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