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トピックス/加工・業務用需要が減少、10年度需給見通し
1月−92,375トン(▲6.7%)
・2カ月前のえ付け羽数が前年同月比7.6%減であること等から、引き続き減
少傾向。
ブロイラー用ひなえ付け羽数−52,480千羽(▲1.2%)
・卸売価格の低下等を受け、引き続き減少傾向続く。
・農水省統計情報部のひな出荷見通しでは前年同月比2月▲2%、3月▲4%、
4月▲5%(2月上旬聞き取り)。
1月−38,812トン(0.2%)
・15.0%増であった前年同月と同水準。
・中国産は、卸売価格の低下もあり、15,340トン(▲13.3%)、うち
冷蔵品は1,010トン(▲19.0%)。
・米国産は、8,398トン(38.5%)、主力の骨付きももが5,167ト
ン(97.3%)。
・タイ産は、8,744トン(21.6%)と8年11月以来の高い水準。
1月−128,633トン(▲4.2%)
・9年2月以降減少傾向続く。
・国産品は、生産減等から、前年同月をやや下回る。
・輸入品は、7カ月連続で前年同月を下回る。
・家計購入量は9年8月以降減少傾向、1月は4.3%減
1月−95,721トン(▲19.1%)
・前月に引き続き10万トンを割る水準。
・9年8月以降、前年同月を下回って推移。
1月−もも肉678円/kg(▲2.6%)
・前月よりも18円下げ、前年同月をわずかに下回る。
むね肉272円/kg(▲17.6%)
・需要が弱いと見られ、9年7月以降300円を割り込み、前年同月を1〜2割
程度下回って推移。
1月−中国産もも肉315円/kg(▲14.2%)
・輸入量は減少傾向だが、9年7月以降、前年同月を1割以上下回って推移。
米国産骨付きもも肉252円/kg(▲9.7%)
・12カ月連続で前年同月を下回る。9年3月以降250〜260円台で推移。
加工・業務用需要が減少、10年度需給見通し
10年度出荷計画に基づく10年度需給見通し(試算、骨付きベース)
2月26日、全国ブロイラー生産出荷調整会議(主催:農林水産省畜産局)が
開かれ、10年度出荷計画に基づく10年度需給見通しが示された(右表)。ま
た、関連団体から以下の意見が出された。
1)これまで農家経営を支援してきた飼料会社、処理場等の経営が相場低迷が
続き、悪化してきていること。2)相場の低迷で米国等の輸出国のパッカーが対
日輸出にあまり執着しなくなっていること。3)一般のブロイラーの生産は減少
している一方、銘柄鶏の生産は増加傾向であること。4)輸入品が主に使われる
調理済商品の扱いが増えていること等。
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